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禁忌?格ゲー教えたがり妖怪の駆除方法

格ゲーをしていると「格ゲー教えたがり妖怪」が現れます。私も妖怪です。やる気を削いでくる悪質な妖怪もいますので、私も含むこれらの駆除方法をお伝えします。

はじめに

はじめまして、星川実業と申します。おかげさまで最近は「男性器考察記事の先生ですよね?」と声をかけて頂く機会が増えました。ありがとうございます。

自業自得ですが、そのチンポソムリエみたいな名称なんとかならねぇのか?と思う日々です。

過去にこんな記事を書かせて頂きました。要約すると

・教えたがり妖怪の大半は善意であり、大半は迷惑がられてしまう

・教える側、教わる側双方のコミュニケーションは不可欠

・互いに有益な関係になると良いね

大凡そんな内容です。その中で「今現在悪質な教えたがり妖怪が湧いているんだけど、どうしたらいいんだよボケ」という怒りのメッセージを頂いたので、補足する形で書かせて頂きます。

ここで駆除する格ゲー教えたがり妖怪は「人のやる気を削いでくる悪質な教えたがり妖怪」とします。良い妖怪も居ると信じています。


火力1 予防とおまじない

まず前提として、教えたがり妖怪が発生するということは、貴方は何かしらの発信をしているはずです。(仮にオフラインの部屋で一人黙々と格ゲーをしている時に「そのコンボ安いよ」等と教えてくる妖怪が現れたとしたら、すぐに警察か心療内科に行くべきです。)

例えばゲーム配信、SNS、オンライン対戦。この辺りが主流でしょうか。

・「アドバイス不要」「雑談歓迎」「応援ガヤお願いします」「質問あればこちらからします!」等と明示する

私はゲームをしますがアドバイス助言は不要です、と明示しましょう。教えたがりの大半は善意なので「自分で攻略したい系か、色々言いたいけど我慢するゾ😃」と思いとどまってくれる可能性があります。…良識があれば。

直接対戦する時も「雑談しながらゆるくやりたい」「練習だから新しいことはやらない」等と相手に方針を伝えておくのが大事です。貴方が楽しんでいるつもりでも相手が「コイツ真面目に対戦しろや」と憤るパターンもあるので、明示するのは大事です。良好なコミュニケーションを取りたい相手でも一緒ですね。

・正論は通用しない、会話するチャンスを減らそう


例えば使用キャラが決まって練習している時に「カイってキャラの方が簡単で強いよ」等と妖怪は声をかけてきます。貴方は「このキャラを使いたいので大丈夫です!」と反論しても妖怪達は「長い目で見ると基本を学べるキャラが良い」とか「そのキャラは他のゲームに活きない」とか好き勝手言ってきます

まずお前誰だよって話ですし、今のキャラでゲームに慣れてから替えてもいいのでは?なんで他ゲーの心配してるんだ?とツッコんでいても不毛な議論になります。なので「アドバイスありがとうございます!自分なりに考えて決めます!」等と返して、会話する機会を減らす方が良いです。

妖怪側も善意で有益な情報を出そうとしている場合が殆どなのですが、そいつを信用できるか見極めが難しいです。その際は「実績」を問うのが手っ取り早いです。


火力2 牽制と威嚇射撃

厄介な教えたがり妖怪はこの程度では引き下がってくれませんので、威嚇射撃を行います。

・「他の人から教えて貰ってて練習中なんです」「課題を決めて練習してました」等と、面倒を見てくれる人が他に居て、練習内容が決まっているコトをアピールする

厄介なことに教えたがり妖怪の大半は「オイラは教えてあげねば😠」と謎の使命感に駆られている可能性が高いです。私もそうなのでよくわかります。妖怪同士、一緒に魔界に帰ろう。

なので、既に練習内容が決まっていて且つ面倒見てくれる第三者が居ると分かると「ほなオイラは引き下がりますかね😃(本当は教えたいけど、オイラはマナーを守れる紳士🎩なのダ)」みたいな感じで、まだ観てる(帰れ)けど多少牽制はできるはずです。


・友達と遊んでるんで! と明示する

これも上記に近いですが、遠回しにお前は邪魔だ、出てくるなという牽制です。「楽しそうでいいですね〜😊(うわ〜〜もっと簡単で減るコンボあるのになんでわざわざそんなうぉ〜〜)」等と、我慢させる効果があります。


火力3 発砲と差し込み

ここまでやっても前進してくる妖怪は、かなり悪質な可能性が高いです。多少面倒ですが、攻撃を当てて追い払う方向で対策しましょう。

「貴方のランクってどれくらいですか」「大会実績ありますか」 と強さを問う

特に古い格ゲーマーは顕著ですが「強い奴が偉くて正しい」という共通した価値観を持っています(持ってないやつは格ゲーマーですらない可能性が高いです) なので「お前は強いんか??」という問いはほぼ刃物です。

雑魚妖怪であれば、お、おお俺は…弱い…と引き下がります。ランクマッチ最高ランクですよ、と食い下がってくる相手には「大会が本番って聞きましたけど、大会は出ないんですか?」と踏み込めます。

大会でも勝ってるよ?と粘る相手にはその大会って規模どれくらいでしたか?」等とガンガン踏み込めます。最終的には「EVO出て優勝しないんですか?」まで踏み込めるのでかなり刺せます。

それでも前進してくるなら、それはもっちーさんかゴボウさんの可能性が高いので話を聞いてあげてください。信用できます。

或いは自分を優勝者だと思っている異常者の可能性があるので、ググってブロックしましょう。格ゲーマーは実績フカシに異常に攻撃的なので、有識者に聞けばすぐ情報が出てきます。実績を誇示したがる時点でまともじゃない可能性が高いです。

「◯◯さん(強豪プレイヤー)に教えてもらっているので…」


もはや銃弾です。要は「お前のような雑魚に教わることはないが??」と告げるわけです。ここで半端なプレイヤー名を出すと逆効果です。嘘でもいいので(悪い)有名で世界大会レベルのプレイヤーに教わっていることにしましょう。

(例えば「星川実業に教わっています!」等と言っても、誰だよその無名雑魚orそいつ弱いじゃん、と妖怪に隙を与えることになります。やめておきましょう)


余談ですが、私も困っている初心者に「カイキスク使ってるんですか?教えてくれる人いないなら一緒にやりましょうか?」と声をかけた所「ちゅららさん(カイ全一)に教わってます!」と言われ、全ての内臓の位置がおかしくなって死にました。今地獄で記事書いています。

じゃあ俺如きが教えることねぇよ、という諦めと、実績も知識も爽やかさでも見た目の良さでも負けてて俺はなんだ?動く下痢便か??という自意識で破裂させることができます。やったね。次は魔族に産まれて来れますように


火力4 断絶、火刑

ここまでやって「いや、実績関係なく助言は聞いた方がいい」「配信している以上こういう助言はするよ」等と粘ってくる奴もいます。お前と会話したくない、と告げられていることに気付けないんですね。おかしいな、書きながら涙が止まらない。

貴方の言動が本当にヤバい可能性もありますが、今回は妖怪対策に焦点を合わせます。

(貴方はキチンと眠れていますか?)

・「迷惑なのでやめてください」→変わらないならブロック等の機能を使う

これです。仮にその迷惑な妖怪が正しい知識を持っていて有益な情報を出していたとしても、その人じゃなきゃ出せない情報はまず無いでしょう。同じく正しい知識をもった、まともなコミュニケーションを取れる人から教えてもらえればいいんです。

「誰かまともな人教えて〜」と声をあげても、まともな人が声をかけてくる可能性は低いです。初心者の方には気が重いかもしれませんが、『この人上手くてまともそうだな』という人に自分から声をかけた方が手っ取り早くてストレスが少ないです。特に格ゲーマーは、聞かれれば答えるスタンスのプレイヤーが大半です。

・SNSで晒す

不快すぎて頭にきた時の最終手段です。「この星川実業って人が教えたがりでしつこいんですけど、有名な方なんですか??」等とTwitterで晒すと一発です。そいつは辞めた方がいいよ、と貴方を擁護する声が集まるでしょう。

そして面白いことに、妖怪達は火と死が大好きなので、新しいおもちゃの出現に大喜びで群がってきます。


晒されたアカウントへ「俺にも教えてくれよ先生10先しようぜ〜(強豪プレイヤー)」「なんでコスプレイヤーばかりにイイネ付けるんですか?それが上級者なんですか?」「その大会参加者4名でしたよね??」等とボコボコに攻撃を始めます。あとは貴方は静かな日常に戻ればOKです。妖怪達同士で勝手に殴りあって、迷惑をかけていた方が消失します。

これも結局、教えたがり妖怪だけど我慢していたような個体が「俺が我慢したのになんでお前は調子に乗ってるんだよ」と同族嫌悪みたいな感情もあるんだと思います。逆だったのかも知れねぇ。我々で哀れな共食いをするので、後のことは気にしないでください。


自衛〜攻撃 までグラデーションを持たせて対応するのがオススメです。善意で悪質でないプレイヤーをいきなり晒すと「この人やばそうだな…」と貴方の悪評が高まってしまいます。ところで、最初に尋ねるべきでした


貴方は人間ですか……?






最後に妖怪達へ


私も格ゲー教えたがり妖怪であり、ずっとやってるのに勝てない無名雑魚、低級妖怪です。勝てなすぎて自殺未遂もしましたし、惨めさに日々気が狂いそうになっています。それでも格ゲーが好きで、勝ちたくて、なんとか喰らい付いています。

我々に真に必要なものは、勝利です。あとは無価値か、おまけみたいなもんです。

実績や魅力がある人間は、放っておいても人が集まりますし、助言も喜ばれます。勝たなくても、運営やら実況やら創作やら様々な居場所を作れます。

なぜ我々は妖怪の如く邪険にされるのか。力が無いからです。実績も魅力も出力する作品もないから、教えたがり妖怪になってしまうんです。


しかし、内心では分かっているはずです。仮に教えて感謝されても、我々の心が真に救われることは無い。勝つしかない。ランクマで、大会で、EVOで…戦って勝つことでしか、己の存在を肯定できません。私はそんな虚しくも真っ直ぐな格ゲーマーでありたいし、そんな皆さんが大好きです。この記事を、泣きながら書いています。

傷の舐め合いみたいなことはしたくないけど、私と同じように、辛い思いをしてもスパッと格ゲーを辞められない無名プレイヤーは多いと思います。他に娯楽はあるのに。生活があるのに心身をすり減らして格ゲーをしてしまう。

いつまでも対戦の熱に取り憑かれてしまい、負けて顔では笑っているけど内心は吐くほど悔しい。そんな勝てない妖怪達を、心から愛しています。

だから勝ちにいきましょう。まともにやって勝てる相手じゃないけど、まともにやらなきゃ後悔します。俺は死ぬまで格ゲーに殉じていたい。頭がおかしいから。


私は5月からあまりゲームができなくなる見込みなので、また腕が鈍って置いていかれるでしょう。しかし必ず追いつきます。だからまた、対戦よろしくお願いします。



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