kusodays___

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最近の記事

日記 #4

出会って10年になる友人の彼女に初めて会った。 今の彼女に初めて会った訳ではなく、この友人の彼女という存在に初めて会った。 当たり前ではあるが、普段私に見せる表情や振る舞いとは違うそれを目撃するのが新鮮であった。 10年の付き合いがあって新鮮味を感じることがあるのかと不思議な感覚であった。 お酒を飲むと友人は寝てしまう。 家まで無事に帰れているだろうか。 気持ちよく寝ている頃だろう。

    • 日記 #3

      私は占いの類いは信じない質であるが、今年はどうやら「協調性」が大事らしい。 なぜ信じないのにこんなことを書いたのか。 ここ最近で他人と住むということを始めた。 「協調性」という言葉がここまで沁みるのは生まれて初めてだ。 一人だけでは成し得ないのが「協調性」である。 今年はこの言葉を念頭において生活していこうと思う。

      • 日記 #2

        昨日とは一転、暖かい一日となった。 今日は年始ぶりに実家に帰った。 帰るつもりはなかったが近くに来たので帰ってみた。 親というのは自分の子どもが帰ってくると嬉しそうにする。その親の顔を見るだけで帰る意味があると感じる。 両親は真面目であるし、子どものことをよく考えてくれる。 だから長生きして欲しいし、親孝行もしなければならない。 ただ 子離れができていないのではないかと思うこともある。 この先は自分たちのことを優先して生活をして欲しいものである。 親の心子知らず

        • 日記 #1

          洗濯物が乾かない、寒い一日であった。 習慣にしている訳ではないが、今日もランニングをした。体力を付けることを目的としていたがプロテインを買ってからはプロテインを飲むために走っているような気がする。 親元を離れてから栄養バランスが崩れ、次第に体重が落ちていってる。足りない栄養素が何であるかはわからないがプロテインでタンパク質を確保出来ればそれで良い。まだ若いし。 本来の目的からは離れているが、タンパク質を吸収しやすい身体を作り、その過程で体力が付いていけば一石二鳥であるから

          餓鬼の忍耐 #1

          自分を大人だと思ってる餓鬼ほど怖いものはないなんていいますが。 まだ東京が江戸と申しました時分に、八百屋を営むじゅうべゑという男が居った。 こいつがまあ厄介なやつで自分が損をするからと言って何でも言えばいいと思ってやがる。 口を開けば文句ばっか口ばっかな野郎だ。 厄介なやつは一人でもお腹いっぱいだ。 そう、もう一人厄介なやつが居やがる。 そいつは同じ八百屋で働く、りゅうって男だ。 こいつはじゅうべゑとは対照的で文句は何一つ言わない。ただ言われた事だけやればいいと思ってや

          餓鬼の忍耐 #1