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新型コロナウイルス第五波はなぜ収束したのか【疑念】

第五波が収束した要因について、医師会の尾身会長が示したのは⑴一般市民の感染対策強化⑵人流、特に夜間の滞留人口減少⑶ワクチン接種率の向上⑷医療機関・高齢者施設での感染者の減少⑸気象の要因ーーの5要素。

というが、⑴今回の波で感染症に対する意識が特別高まっているようには思えない。⑵東京の夜間の繁華街のデータであり、全国的なデータではない。⑶10〜30代のワクチン接種率が低いのに、その年代の陽性者数の減少が最も早かったことからワクチンはそれほど関係していない。⑷ニュースでは取り上げられていないが8月、9月の医療機関、高齢者施設のクラスターは起きている。第五波のピークが過ぎたというだけで、いままでとなんら変わらない⑸これは推測に過ぎない。なぜ夏に感染が拡大したのかということの説明にはなっていない。

医師会がこのような発表するということは、医師会もなぜ第五波が収束したのかは分かっていないのだろう。恐らく、政府としてはワクチンの効果が出てきているということをアピールしたいのであろうが、厚生労働省のデータをみてみると…

第五波も、いままでの波と同じような減少推移を見せている。ワクチン接種は果たして本当に意味があったのか?

あと、気になることが一つある。

PCR検査の実施人数が、今までの波と同じような推移を辿っているのはなぜだろうか。実施人数を増やせば陽性者数も増えるだろうし、減らせば陽性者数も減るだろう。そして、PCR検査人数の波を作り出しているのが主に民間検査会社(主に行政検査)というのも相まって、何か波を作り出している意図的なものを感じざるを得ない。

コロナ対策と経済対策の両立を図るために、あえて波を作り出しているのではないだろうか。

疑念が深まる今日この頃である。

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