インプット大全〜樺沢紫苑著書〜
ノート初投稿。
2020年の目標は決まりましたか?
私は、「読者をすること」です。
自己成長、自己啓発のためでもあり、なによりも本の持つ世界観に興味をもちました!
ただ、読書をするなかで、どうしてもインプットが苦手というか、
何をインプットしたらいいのか?
どんな本を読んだらいいのか?
がむしゃらにニュース読んでてどうなんだ?
など、自己疑問が浮上し、出会ったのが樺沢紫苑さん著書のインプット大全です。
(Amazon:インプット大全リンク)
とにかくなんでも読もうと思ってましたが、初心者の私には、まずこれかと。
これまでも本を読んでましたが、「読み方」というか、どうもよく分からなかったので、よく売れてそうな、この本に手を伸ばしました。
チャプターごとでわかりやすい
ん?!と思うほど本が苦手な私には分厚いこの本。
きっとまた読み終えないんだろうなー。
こういうやつ、途中で飽きちゃうから、、、
と思って読み始めると…
本はまず目次を見て、パラパラと自分が欲しい情報を読みなさい。
と、記載があり、「はじまり」みたいな部分は読むくせに、目次は読まない自分の習慣に気がつきました。
見開きごとに分かれた展開はとても分かりやすく、気がついたらスイスイ読んでました。
インプットができない理由や、なぜインプットが必要なのか。なぜ長期記憶になるのか?などの部分から。
みなさんも経験があるかと思いますが、どうでもいい出来事なのに、記憶にずっと残っていたりすることありますよね。
このときは、感情や五感も記憶していて、例えば匂いを嗅いだり音楽を聴くと、急にフラッシュバックしたり、強烈なインパクトのあることは記憶されたりします。
同じ文中でも、「えっ?!」と思ったことは記憶に残るものです。
樺沢さんの統計によると、97%のことは思い出せないことがほとんどのようです。
例えば、100個の記事を読んだところで、3個しか記憶に残っていない。
こんなザル読みは、時間の無駄になってしまいます。
このインプットの精度を上げるのが、感情、五感を使った記憶と、アウトプット前提でインプットすることです。
アウトプット前提(AZ)
アウトプット前提をこの書では"AZ"といいます。OutputだからOじゃないの?とも思いますが。
これは何かというと例えば、サッカーをみたとき(個人的にサッカーが好きなので、笑)ザル見をしたら、感想はきっと、「面白かったですねー!」の一言。90分もある試合なのに、一言でおわってしまいます。
これを、試合前から、この試合のコラムを書こう!とアウトプット前提で試合をみると、「前半のあのシーンで流れが変わった!」とか「あの選手交代はよかった!」など一言では終えられないほどの情報が頭に入ってきます。
ただし!!
これだけでは、インプットは出来ても、短期記憶で止まってしまいます。
そこで、大切にするのが、3:7の法則です。
インプットとアウトプットの比率を3:7か2:8など、とにかくアウトプットの量を増やすことが大切です。
よく聴く言葉で、教えられたら覚えた証拠といいます。まさにこれです!!
アウトプットを3回行うことでインプットされます。
アウトプットしていくうちに、情報が頭に刷り込まれ、長期記憶に入っていきます。
つまり、映画をみたあと、友人と感想を言い合うのは、映画の細部まで見ることとなり、金額以上の価値を得ることができます。
それは感想だけでなく、登場人物の心情や感情までも疑似体験することができ、これが自己成長に繋がっていきます。
※アウトプットすることない。なんて人は、インプットを2週間以内で3回以上してください!!
自己成長の読書
正直にいいます。
自己成長、モテるために、本を読もうと思いました。笑
カッコつけずに素直に。笑
そのためのインプットの効率をあげるために、この本を読みました。
仕事でもこれからは創造力が必要になっていきます。このイマジネーションは、情報x情報でアイディアが産まれます。
この情報があるのが「本」「映画」「会話」です。
情報は、知識となり、知恵となります。
知識をよく得られるのが、講演会や会話になります。動画も一つの学びの場となってますが、「ライブ」にはかないません。
その場の空気、雰囲気、話口調、目配せ、身振り手振りから、その人の口以外の情報もえることができるからです。
講演会も、もちろんAZですよ!!
つまりアウトプット前提!
AZなんです。とにかく吸収しても、アウトプットしないともったいないんです。自分のものにならないんです。
情報源はたくさんあります。
ネットもあれば、テレビもある。広告も全て情報です。
ただ、やみくもに読んでも脳が疲れるだけです。
ヒット内容をしっかりインプットして、3:7でアウトプットしていくことが必須です!
テレビのニュースはネガティブだし、ぶっちゃけ偏った意見を一方的に放送されます。
出来れば、いろんな意見を聞いて、読んでほしいです。
一度受け入れてから判断する
考えもあると思いますが、一度アンチも受け入れてみてください。
発見もあると思います。こういう考えだったのか。と。
相手が相談してきた時も、一度噛み砕いてあげてください。その場で遮って「俺なら〜」とか「無理だねー」なんてやめて、一度受け入れることで、創造していけます。
本の後半では、インプットのための応用などがありますが、そこは読んでみてください!!
最後に。
ライフネット生命保険会長、出口治明氏の言葉の記載が私にも刺さったので共有します。
「人、本、旅」-人間が賢くなるために必要なのはこの3つ。たくさんにとと出会い、たくさん本を読み、たくさん旅をすることで人生が豊かになる。大切なお金はそういうことに優先的に使いたい。
インプット大全を読んで、この意味がすごく分かります。
人間は産まれ持って考える生き物です。動物の身体能力と違って我々の武器は知識です。経験を通して知識を得る。出口氏の言葉を樺沢さんが引用した意味も伝わりました。
まだまだ本の内容は伝え切れてません!!笑
ぜひ一読を!
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