だから、ぼくはヒーローになれない episode 19 -2030年代の東京改造計画(本題に入る前の小噺)-
こんにちは、イイジマケンジ|kushamiです。
前回「AKIRAスゲェーッ」というnoteを書いた。
この結びに「2030年の東京はどうなる」という内容をまとめた。
東京都知事選挙が告示され、2020年7月5日に投開票がおこなわれる。
現都知事である小池百合子氏の再選が確実視されているが、僕が大切だと思うのは、長期的な東京のカタチである。
東京は常に変化しなければいけない都市である。スクラップ・アンド・ビルドでつくられてきた都市だ。今まさに、大きな転換点を迎えている。これからの東京はより多様化され、歴史と未来が交差する。
2030年の東京はどうなる。
僕は都知事選に立候補したわけではないけど、次回のnoteではPRパーソンが考える「僕の2030年代の東京改造計画」をまとめてみよう。
こうやって息巻いていたけど、この1週間なにかと忙しくなってしまった。
週末になって一段落したので、改めてまとめてみようと思って書き始める。が、その前に何故「東京改造計画」とか大げさなことを書こうとしているのかをちょっとだけ説明する。
PRパーソンは「未来を描き、言語化する」責務がある
Public Relationsの根っこがどこにあるかという話。PRは「社会との関係づくり」なのである。社会とのパートナーシップである。社会との関係づくりを行う生業とする者として、関係づくりをおこなう相手である「社会」をしっかりと見つめる必要がある。
もちろん、社会と一言で言っても、見る立場や主体との関係性、時間軸によって様相が異なる。だからこそ、多角的な視点で、かつ、現在だけでなく未来を見つめ続けていかないといけない。
さらに、これからのPRパーソンで重要になってくるのは、リアクティブ(反応的)ではなく、プロアクティブ(先見的)であることなのだ。
自社やクライアントが抱える課題を解決するのではなく、組織のビジョンやミッションを踏まえて、「社会をどうすればより良くなるのか」を言語化し、組織内外へ提示していくことが役割として必要になっている。
その社会がこのままとどうなるのか、誰もが幸せになる未来はどのようなカタチか、PRパーソンは「未来を描き、言語化する」責務があるのだ。
言葉が自分を追い越す瞬間
たまに、「言葉が自分を追い越す瞬間」を感じるときがある。
課題やターゲットインサイト、自分たちの進むべき方向性が「なんとなくわかってはいるんだけど、はっきりしない」というモヤモヤした空気が、ひとつの言葉によって、一瞬にしてスッキリする。そして、新しいアイデアや考えがどんどん溢れ出るようになる、あの感覚。
プロサッカー選手の本田圭佑氏が発した「ゴールはケチャップみたいなもの」という名言に近い気がする。
だからこそ、PRパーソンは常に目の前にある事象や課題を言語化していくことが必須なのだ。そのことで、自分だけでなく周りの人間さえも新しい一歩を踏み出せることができるようになるのだ。
だからこそ、PRパーソンは、自分たちが存在している「社会」がどのような未来を描くべきなかも言語化する必要がある。
言語化すべきは「予測」ではない。「意志ある理想」だ。意志ある理想は未来をつくる。(ドヤ顔)
なぜ2030年代なのか
2020年が始まって、すでに半年が経った。まさか、こんな1年になるとは思わなかった。
誰もが予測しなかった未来が現実になっている。だからこそ、これから意志ある理想をつくっていかないといけない。
Withコロナ時代を迎え、これからの10年で少しずつ価値観が変わっていく。一部では、緊急事態宣言が解除されてから都内の満員電車が復活した、もとの日常に戻っていくと言っているが、大きな変化はゆっくりと、そして確実に、動き始めている。
2020年から2030までの10年間がWithコロナで「価値が変化する10年」となるだろう。そして、2030年以降の世界は「新しい社会が形成される10年」なのだ。だからこそ、僕は10年後の未来にフォーカスする。
次回からやっと本題
前段をちょっと書こうかなと言いつつ、ここまで長くなってしまったので、本題はまた改めて書こう。
…と言いつつ、次回はちょっと特別編として、自分の現状とこれからについての報告になるかもしれない。
みなさん、いつも本当にありがとうございます。
感謝しかありません。
いただいたサポートは、年間でまとめて報告してどう使うか考えて記事にします!(500円までは、自分の甘やかしのためにコーヒー代に消えるかもしれませんがそこは許してください…)