【映画レビュー】2時間半全く眠くならない音、画力、俳優陣の実力!!~流浪の月~
ピースの又吉さんが
次回作のみどころを一言でもらっていいですか?
と聞かれ、
「一言で答えられるなら小説なんかなくて書かなくていいでしょ。一言じゃ済まないことだから書いてるんです。」
と言っていたのを思い出す。
原作読んでないけど、読みたくなった。
この映像を、文章にしたらなんて表現しているのだろう?
と、とっても興味を持った。
出てくるキャラクター、全員の気持ちがとってもよくわかる。
人間関係でのトラブルに普段どう反応しているか?
自分だったらどうするか?
考える時間も与えてくれるような、計算し尽くされた傑作だと思った。
高校で道徳の時間にでも流したらいいんでは?
とっても有名なキャスティングだったし、とっても有名な監督だった。
彼らは1人残らず、有名である前に、実力があった。
これでもかとまた証明してきた感覚。
全く眠くならなかった。
見入ってしまった。
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初めて舞台挨拶なるものも、見れた。
メインキャストさん達は、テーマがテーマなだけにおとなしい印象。
李監督のこの映画への思いが一番感動した。
「この主人公2人の生き方を全肯定しよう。」
そう意気込んで取りかかったとおっしゃっていた。
李監督の人を動かすパワーを舞台挨拶の冒頭の挨拶だけで感じた。
あと!!
映画館じゃないとわからない音が鳴っていた。
重低音。
みんなが色々考えるであろう時に必ず、自然な感じで聞こえる重低音。
あれがあるのとないのとでは、だいぶ違う。
一緒に見ていた人は気づかなかったそうだけど。笑
音の細部まで気にしたいなら、映画館で見ることをオススメします。
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