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憎たらしいあいつの目は、雲一つない夏の空みてえに綺麗だなと思う

夏油を好きになってしまった。
絶賛入院中で暇を持て余しているわたしの脳機能と感情の8割ほどが、今まさに彼へと注がれている。
検温中・検査中・受診の待ち時間・回診中、先生や看護師さんとの話が途切れた瞬間に夏油の姿が脳裏に浮かんでしまうことに、ただただ困惑している。
先生、わたしの情緒がイカれちまっている、どうか心と脳を優先的に治してくれーーーッッ!!!
と叫びたくなるほど重症です。
このままだと夏油への想いで溺死してしまいそうなので、一度言葉にして吐き出しておこうかなと思う。

とはいえわたしは建設的な文章を書くのも読むのも苦手だし、自分の感情を言葉にするのも苦手で、今まで避けてきたことなので、しっかりと言語化できるかはわかりません...このnoteもいつまで続くかわからん。1,2回更新して終わりかも。
某所で毎月連載を書いていたり、誰かに教えるということを仕事にしている夫は本当にバケモノというか、自分とは違う生命体だなあと思わされます。
まて、夫のことを書くための記事じゃないんだった。ヤメロ

ある日わたしはなぜかわからんけど夏油に恋をしました。
劇場版でギュンと来たのは間違いないんだけど、じゃあどこにときめいたのかと聞かれればまったく分からない。
たぶん、ラストの、夏油と五条のやりとりを見て何かが目覚めたのかなと思う。
あの場にいた2人にしかわからない空気感、歴史、言葉の重み。
腐女子視点だとアレは完全なるボーイズなラブでしかないので、なるほどそりゃこのカップリングが流行るよなと思うなどした。

わたしは原作を追っていないため、夏油まわりのエピソードが今後どうなるか1mmも知らないのですが、
(ちなみに現時点では1期すべてと劇場版、2期の3話?まで履修済み)
死んだよね?夏油あんた、劇場版で確実にやられたよね?
ザシュッって変な音したよ。やられたよね?

わたしがもし五条だったらさ、
一度心を通わせた親友、信頼し続けている親友、ずっと一緒にいた親友、なのに敵に転じてしまった親友、
そんな親友が目の前で死にかけていたら、間違いなく自分でトドメ刺すもん。
自分以外の誰かにその役目を奪われてしまったら、それこそずっと後悔して呪い続けてしまう気がする。呪霊になっちゃうよ自分が。
(まあ自分で殺したとしても、また別の違う呪いが掛かるんだけど)
だけど、悪に染まってしまったかつての親友の存在と、濃く長く尊い自分たちの歴史は、わたしの手で確実に終わらせたい。

だからあの場で五条が見逃すなんて考えられないんだよ~~~~~~~よ~~~~よ~~~~!!!

死んだよね?ねえ、死んだよね!?(しつこい)
なのになぜ1期に夏油は出てくるの。
どうしちゃったのあんたは一体。

ちなみに親友にこの話をしたところ、「そのうち分かるから2期を見続けろ」と言われました。
でもわたしは夏油に心を奪われた女、おそらく死んだやつの青春時代を見るのはとても苦しいものがある。

思い返すと、今までわたしは数々の推しの死を見送ってきました。
進撃でも推し(モブだった)が数話で死んでいって泣いたし、銀河英雄伝説では好きになったキャラが次々と華麗に死んでいった。
あまりにも、ことごとく死んでいくので、推しが死を迎えるたびに近所の花屋へ出向き、推しと同じ髪の色の花を買ってきて、感傷に浸ったものです。

だけど!だけどさー!
おそらく死んだ(であろう)推しに恋をしたことは、ただの一度もないのです。
未来のない推しの尊い青春時代を、まっすぐ突き進んでいた輝かしい時代を直視するのは、とてもつらいものがあります。
だって死んでるんでしょ...
感情のやり場がない。ただつらい。救いはあるのだろうか。あってくれ。
実は生きてマシター的展開を、心の底から渇望している。
(「地獄しか待っとらんで。救いはない。腹を括って観ろ。観ないとわたしがベラベラと顛末を話すで」という容赦ない親友の言葉を思い出す)

きっとこれからも夏油に感情移入し続けて、彼らの物語を見守っては様々な妄想をし続けて、自分の中で夏油がどんどん美化されていって、好きの気持ちも膨らんで、そのうち五条を恨みはじめたりなんかもして(なんなら既にもう恨んでいる)、わたしの情緒はこれからもっとカオスになっていくんだろうが。
さあわたしは呪霊となるのか、はたまた呪術師側になるのか、乞うご期待(誰も期待してない)。

夏油のどこが好きかとか、魅力的なところとか、彼を見てると何を感じるかとか、そういうことも気が向いたときに書ければなあと思う…

最後に夫とのラインを載せておきます(こいつもまあそこそこ無慈悲だ)。


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