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島プロジェクト-10番・柱島再訪編(端島のみなさんと一緒に)

機動整体師ナガミ@瀬戸内諸島ほぐし旅・100番勝負
今回は10番-柱島再訪編・端島のみなさんと一緒に編-です。

このブログは2020年3月に訪問・ブログであげたものを
再度当NOTEでリライトしたものです。

まず柱島ですが、島の概要は過去ブログ(2番・柱島編)を
ご参照下されば、柱島の状況がつかめます↓↓↓

ところで柱島の近くに”端島(はしま)”と”黒島”という
小さな島があります。どちらも人が住んでいます。

今回は端島の住んでいる方も合流して
柱島にわたり、柱島で整体ボランティア活動したことを
報告いたします。

西栄寺住職さんのお手製の柱島の絵図

目的地はもちろん
2番・柱島編お世話になった”西栄寺(さいえいじ)”です。
岩国港で西栄寺のご住職と落ち合います。

西栄寺は柱島にありますが
住職は柱島ではなく普段は広島市に住んでいます。
年に数回ほど清掃や法要で柱島に訪れます。

今回もお寺の清掃などをかねて、端島の門徒さんとも
会うというので同行させていただきました。

まず柱島、端島には岩国港から高速船の便があります。
わずか2~4便しかありませんので、島での滞在予定は
どうしても高速船のスケジュールで左右されます。

岩国を出港した高速船は
あいにく天気が悪くなり雨も降り、波もでました。
小さな船なので揺れながら途中の端島によります。

釣り客が下船するのと入れ替わりに
端島の門徒さんが船に乗り込んできます。

端島の簡単な紹介ですが
島の周囲が約6キロ、令和2年度の調査によると
人口はわずか18人の小さな島です。

端島の観光案内地図

かつての小学校はすでに廃校。
商店などは皆無で、厳しい生活環境におかれています。

10分弱で柱島に到着。
港にはいると波がおだやかで、のんびりした風景ですが
ここも令和2年度の調査によると人口が100人を割って
93人と急速に人口減少がすすんでいます。

しかも島には
お年寄りばかりで、高齢化もすすんでいるのも
うかがわれます。

端島とおなじく柱島も山がちな島
島内は徒歩が基本となり、狭い上り坂や階段は
高齢者の方にとっては負担になります。

西栄寺も階段のうえにあって、
端島の門徒さんもお年寄りで足の状態も良くないので
介添えしながら一段一段ゆっくり登っていきます。

西栄寺の本堂から望む

当時はコロナウイルス感染が拡がりだすなか
なるべく小規模な集まりにしようとことで、
お寺に集まった人数も数人でした。

お寺のなかを清掃し、住職の法要・法話のあと
柱島、端島の人たちと昼食をともにしました。

柱島・端島のみなさんと昼食

食後はいよいよ整体ボランティア活動です。

まずは柱島在住の年配の男性です
最近、腰痛がひどく掃除中も腰をかがみ
足をひきづっておられました

主に足を中心に操法しながら骨盤を調整します
整体後は、腰を前後左右、捻じってもらったところ
痛みは消えて、全身が軽くなったと仰っていました。

整体活動

つぎは端島から訪れた高齢の女性。
膝痛から歩行がつらいとの訴えがありました。
右股関節がつっかえっており、ここを中心に調整しました。

整体後は、右足の痛みが解消されただけでなく
こちらもカラダ全身が軽くなったと喜んでいました。

さらに帰り道、下り坂を歩くのが非常に
辛かったというのですが、整体後はラクに
歩けるようなったと感激していました。

柱島、端島とともに高齢化がすすみ
医療施設が無く、本土の岩国に渡らなければなりません。
ちょっと体調が悪くなっても簡単に病院に行けません。

今回も評判を聞きつけて
他の住民からも期待も高いものがあります
今後も何らかの形でお役に立てればと思っています
(おわり)
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フィンランド整体らくしんかん
(2022年12月に”導眠整体らくしん館”に名称変更します)
【事務局・古江整体相談室】
広島市西区古江西町4-17 BM10ビル106
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