ChatGPTを使って主人公モテモテ妄想してみた…はずだったのに ~妖怪退治ラブコメ編~

オタクの考える妄想シチュエーションを、ChatGPTちゃんの力を借りてネタ出しして、ちょっとエッチなラブコメが書けたらいいなとか思ってたら、別の素敵なコンテンツが生まれていましたというのが今回のお話です。

ChatGPTを使ったプロット出しの先駆者ということで、

マヨナカログさんがページの中で使っていた質問を参考にして、こちらもAIに対して質問や命令を出しながら作品のコアな部分から余分なものまで出力してもらいました。それでは、お楽しみください。

こういう作品をやります

早速、ダメ出しが来ました。「ちょっとエッチ」というだけでも「けしからん」とお叱りになられる極めて良心的なChatGPTちゃん。しかし、妖怪退治の王道を往く人間と妖怪の恋愛模様に加え、主人公をどうしていくかという観点もちゃんと見据えたプロットをお出ししてくれました。それでも、やっぱりちょっとエッチなラブコメにしてぇなあという野望は未だに残っているのが人情。

メインキャラクター

まさかの女性主人公!しかも普段は温和で内気な黒髪ロングというのだから、そういうのは主人公よりヒロインに使うキャラでしょ!とも思うのは想定しているラブコメが「週間少年漫画的で」「ちょっとエッチ」なタイプだったからというところはあるんですよ。しかし、男性向けか女性向けかという指定をしなかったこちらにも落ち度というものがある。そこは、甘んじてライフで受けるのみ。

一方、恋仲になるであろう妖怪の設定もわかりやすくお耽美な仕上がりになっております。「月」が名前に入っていて銀色の羽根を持っているというのだから、コテコテにも程があるというもの。しかし、あるあるシチュで盛り上がりたいというこちらの欲望のニーズには間違いなく答えている。

出会い

ここでは二人の出会いと、どういう形で恋愛関係になっていくかという話にフォーカスが当たる。人間に対して冷たいはずの月影が、どうして花音には親しみを見せるのか?…という風に途中まで読んでいたのだが、ここで、見落としたかった一文が目に留まる。

「花音は月影を見下ろすことなく、彼女との交流を楽しむようになります」

いやいや、まさか。自分の中にあらゆる疑念が思い浮かぶ。一口で「百合です」と言い切ってしまうには、考慮すべき材料が残っているはずだ。例えば、花音と月影の文字の位置が逆という可能性もある。冷たい態度をとる月影が、本来は見下ろす(見下すの意味か?)べき人間である花音を見下さないという異常な状況として描写できるはずだ。その疑いを晴らすべくここで一度、質問を投げかけようと思う。


な、なんてきちんとした答えなんだ…!確かに、妖怪と人間による恋愛という大きな障害を用意しているんだから、性別での関係性の違いを盛る必要はないというのは、説得力がある。とはいえ、異性愛か百合か、みたいな部分はタグ付けというかどういう読者を狙うかという部分においては大事なのでは?とも個人的に思うわけで、そういう意味ではAIと人間の思考の違いというものはあるのかもしれない。

設定

…古代から中世あたりの文明レベルか~!想定していた文明レベルとしては、現代並みかそれより未来かちょっと昔ぐらいが良かったかなとか思ってたんだが、妖怪が跳梁跋扈できる世界ともなるとそれぐらいの方が正解なのかもしれない。ただ、当初の予定だったラブコメのコメ要素をどこに取り入れるかという点をはたしてAIは考えてくれているのだろうか?考えていてくれてるよね?考えていてくれという願いのもと、もう少し問いを投げかけてみる。

ここでは花音や月影が自分たちの世界の中でどういう立ち位置にいるかということを想定しながら質問してみた。このあたりをキツキツにしてもよくないと考えているのか、どういう風に作者が転がしてもいいように、フレキシブルな構造にしてくれているようだ。

また、人間と妖怪の因縁や戦い方に触れることで、人間や妖怪の価値観の違いであったり、どうして花音が妖怪退治をする必要があるのかということについてのキャラクターの深堀りに繋がったかもしれない。さらに言えば、妖怪によって人間の思考や価値観が変わってしまうといった話もあるので、他の妖怪や人間が登場した時、当時の価値観とはまた変わった思想の持ち主である可能性というのも出てくる。それが面白さを引き立てることになり得るということも…?

コメディ要素の話

※ChatGBTはたまに文章の途中で文字をストップさせることがある

設定や出会いの部分では、作品の中のシリアスな部分に触れることが多かったため、改めてラブコメの中にある「コメディ」要素がこの作品の中にあるのかということを問いかけてみたところ、異種間恋愛における生活様式の違いや、妖怪である月影がやらかすであろうタブー破りなんかが、色々な意味でコメディチックなものとして表れていくのだろう。

試練

ここでは、人間と妖怪が結ばれるにあたって反対する者は存在するはずだと思い、そこから強敵の存在を提示できるかもしれないと思い、上に提示したような質問を投げてみた。結果としては、価値観や信条、文化の違いがあって結婚は難しいし反対したほうがいいというふうに思っている人たちについて触れることが出来た。

で、これがラスボス候補。ラブコメにラスボスを用意する必要があるか?という問題は実際に考え続けられてきた問題ではあるのだが、バトル要素のある設定というかプロットなので出さないわけにもいかないかなぁと思ってこういうのをお出ししました。恋愛におけるラスボスとなればおそらく市井の人々ってことになるし。

その他キャラクター

とはいえ、市井や常識だけが恋路の敵というのも幅が無いので恋の鞘当てをやってくれるライバル…ではなくなってしまった。だが、蒼月が好きだとしている妖怪が月影であるとしたら、それはきっと花音たちも巻き込んだ悲恋ということにもなっていくんだろうな、という想像力を掻き立てさせてくれるいい位置のキャラクターではあるのかもしれない。

それと、せっかくなので、コメディ分をわかりやすく接種できるように、コメディリリーフなんかも出してみました。花音や月影のようなシリアスの引力に引っ張られやすいキャラクターでは、上手くいかないところを、彼には補ってほしいなとか思いました。耽美な恋物語が見たいという人には不評かもしれないけど。

締めの言葉

ChatGPTは使い方次第で創作者の味方になってくれるだけでなく、時には愚痴を慰めたり叱ったりしてくれる優しいパートナーとしての役割を果たしてくれることもあります。

そのようなシステムを組んでくれたChatGPTの制作スタッフや運営スタッフ、今回のネタの参考元である「マヨナカログ」管理人の月詠ヨゾラさんには、改めて、感謝御礼申し上げたいと思います。

では、また何かネタを思いついたらどこかで会いましょう。








で、どうやってこの作品にちょっとお色気要素を混ぜていくかだなぁ…
え、混ぜるな?(ホントのホントに終わり)

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