K-1と天気の子
「天気なんて狂ったままでいいんだ!」
これは天気の子に出て来る森嶋帆高の台詞である。
本当なら意味もないことを推し広めて未来ある人々を押し潰さなくてもいいのである。
K-1、いや今回のK'FESTA.3が開催されてから一ヶ月近くが経つ。
あれからどうなったのだろうか。
誰一人としてコロナの感染者が出ていない。
二週間待っても、三週間が経とうとも、そして一ヶ月が過ぎようとしても。
6500人が観に行ったが感染報告が出ていない。
名乗り出ないからだという安直な言葉も出て来るが、チケットをもぎった部分に名前と住所と電話番号を記すように指示がなされていて、且つチケットの購入者の殆どが選手から直接チケットを購入するようになっているのでほぼ特定されるから全く不明ということにはならない。
そもそも、この1億2000万人以上いる日本人の中で感染者の総数とはどのくらいになるのか。
現時点で1万人ということになっているが、単純計算でも12000人分の1である。
6500人だったらば一人も見付けられない。
もうそろそろ気付くべきであろう。
感染しようとも発症していないのならそれは普通に健康である。
こんな無意味なことに多くの日本人が振り回されている。
今回の件で大会を敢行した実行委員会は立派だと思った。
全体主義に抗う点に於いてではあるが、逆に大会を中止に出来ない体力がない時点で団体としては脆弱な部分も見せ付けられたと感じる。
大口スポンサーが就かないので金銭的に余裕がなくなってしまっているのが実情。
その為か試合数も多くなり選手にチケットを多く捌かせるという負担も強いている。
それもあってドーピング検査も出来ないとなるとスポーツを扱う団体としてはまともじゃないということを世間に知らしめているのである。
スポンサーを呼んでドーピング検査出来るようにすると考えているようだが、状態は最早振り出し。
中々難しいのではないか。
だが幸いにもK-1だけでなくどこも振り出しなので初めからやり直せばいいだろう。
しかしながら、緊急事態宣言が出されてからどこも状況が許されなくなってしまった。
初めは大規模イベントが感染拡大を惹き起こすと言われていたのが小さなライブハウス、バーと段々と小さくなっていき、遂には人との接近をしないようにとまで言われてしまった。
何処かで甘く見ていたのだろう。
〇〇が良くて●●が駄目という理由なんてない。
テレビが分かり易くて当初は席を離れさせてはいたのだが、次第に出演人数を減らしてパネルで映し出す遠隔出演に切り替わってしまった。
マスコミ関係者や芸能人も感染するようになり、これまでイベントを批難していた側なのにテレビ局こそが感染源となってしまっているのだ。
電車も意図的に外されていた。
通勤だからお目溢しされていたのだろう。
減ったとは言え相変わらずの満員電車であり、風邪引いてても出勤させる会社が存続する以上、何の終熄へ繋がることにもなっていないのである。
電車も感染源の一つとされていなければK-1でも感染源として叩かれていたことだろう。
感染経路不明とは通勤電車のことであり、意図的に外されているようなところである。
マスコミは最早、三密の定義さえも無視するようになってしまった。
三密からソーシャルディスタンスという言葉にすり替わってしまったのだから如何にそれが根拠のないものだったのかよく分かってしまうのである。
となると、あの大会とて対策打ってようとも感染することになるのだから意味がないことであるとも言えなくもないが、先にも述べたように感染者または発症者が出てないのだから結局免疫力他ならないということになる。
何のためにこんな息苦しいことをさせるのか。
今回の件でも世代間闘争の現れだと感じる。
相変わらず高齢者が多くて選挙でも視聴率でも高齢者の反応なくしては最早存在し得なくなってしまっている政策やテレビ等々。
高齢者に感染発症のリスクが多い分、若者に出るなと触れざるを得なくなる。
高齢者のために働きに出ている人間の足を止める必要があるのだろうか?
大型連休まで潰す気でいるのだから結局5月7日以降に暫定的に解除していくのだろう、
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