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親父が亡くなってから大変だった話④

自分の父親が亡くなってから、体験したことをツラツラと書き進めていますが……最後のテーマとなりました。

③相続について

です。今まで以上にデリケートな話題ですが、やっぱりこれは一番時間もかかりますし、大変ですので……避けては通れないかと。
あくまでボクが体験して思ったことを書いていきたいと思います。

相続については大まかに分けるとふたつのことをやらなくちゃいけません。

A、相続人(遺産をもらうひと)が誰かを確定する
B、故人の全財産を確定する

です。遺産を分けなくちゃいけないので当然そうなります。
えー、面倒だなー、やりたくないなー……という方もいらっしゃるかもしれませんが、のちのち相続税の申告をしなくちゃいけないんですよ(^^ゞ 税務署から郵送で聞いてくると思います。(確か期限は10カ月です) 相続税払わなくていいひとも申告はしないといけません。

それでも「面倒だからやらない」という豪傑もなかにはいらっしゃるかもしれませんが(^^ゞ、あとあとたっぷり税金を取られるかもしれませんので(;^ω^)、ちゃんとやるのがオススメです。

自分でも確定申告やって思ったんですが、社会のシステムってよくできていて、面倒だけどやることやった方がちゃんと得するようになってるんですよね(^^ゞ
サボると「じゃあ税金増やしますね~」みたいなシステムになってるので(;^ω^)(いわゆる追徴課税ってヤツですね)、どうせやるなら最初からガンバッた方が得かと思います(^^ゞ

で、話を戻しますと、A、の方は比較的簡単です。
とはいえ戸籍をたくさん取り寄せないといけないので(相続の権利があるひとを確認するためですね)、面倒は面倒です(;^ω^)

厄介だったのはB、の方で、親父がどんなところにお金を預けているのか、よくわからなかったんですよね。
郵便局にちょっとだけ口座持ってたりしまして。正直そんな話は父親としたこともなかったので、母親が知らなければホントにお手上げだったんじゃないかと思います。

なので財産をどこに持っているかは、しっかり聞いておくべきだとつくづく感じました。

細かい口座まで知る必要はないんです。というのは郵便局で尋ねたら、手続きは必要でしたが郵便局にある親父の口座を全部教えてもらえたので。これは銀行でも同じでした。

どこの会社にお世話になっているか、だけは把握しておいた方がいいと思います。

今はいろいろなところで相続に関するサービスをしていて、無料で相談できることもあります。
ただ全部を厄介になろうとするとそれなりに費用がかかるようで……ウチの場合、比較的簡単だったので(相続税も払わずに済むし……(^^ゞ)自力で大体できたんですが、有料サービスを使うとなると百万円を超すケースもあるようなのでご留意ください。ここらの金額もピンキリといった印象があります(実際使ってないのであくまで印象ですが……)

ただ相続登記(土地や建物の名義変更)だけはとても素人にはムリと思ったので(;^ω^)、行政書士さんにお願いしました。父親の持ち家を誰かがもらわなきゃいけないですからね。
2件(2箇所)お願いして合計で30万円を切るくらいでしたが、大体相場くらいだと思います。ご近所さんの話だと皆さん同じくらいだったようです。

もちろん相続は権利をもつ人(相続人)が全員満足いく形でやらないといけないので、そこも熟慮しました。
(相続人全員が納得しないと、相続できないようになっているのです。まあ騙すような形でやれば抜け道はあるんでしょうが……)

ウチの場合は有難いことに基本ボクを信頼してもらえたのと、ボクの方でも法律の基準通りにあわせて振り分けたので、全員すんなり納得してくれました。
情報開示じゃないですが、あらかじめ細かく説明し、法に則って公平なことを強調したのが良かったかなと思います。

泥沼の相続争いとかを期待された方にはすみません(^^ゞ

今はすべてを終えてようやくちょっと落ち着きましたが、聞いてはいたものの本当に準備が必要だな……というのを強く感じました。

ボク自身は自分のエンディングノートを作って、遺された者たちがやりやすいようにしたいなと思った次第ですm(__)m

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