札幌で家を売る① 南東向き3LDK築12年


札幌市内の、夫の実家近くに家を建てて12年。思いがけず、夫に大阪異動の内示が来ました。ずっと道央近辺で勤めてきて、定年まであと3年の専門職だったので、私たちより周囲の方がびっくりしていた気がします。

すでに夫の両親を見送り、私は在宅ワークなのでついて行くことも出来ましたが、旭川に住む私の高齢の両親が気になり、結局単身赴任してもらうことにしました。そうすると、1人で札幌にいる必要もありません。

「家、売っちゃおうか」と、私。
「良いね。そうしよう」と、夫。

話し合いは、2秒で決着しました。とはいえ、「家を売る」なんて初めての経験です。その時の出来事をつづってみようと思います。


Ⅰ 仲介を頼む不動産屋さんを見つけるまで

【1】2階建て3LDK。南東向き5000万円の物件

12年前、「広い本棚スペースが欲しい」「キッチンの作業台は高く(私が高身長なので)」「ベランダでバーベキューを」と何度も図面を変更し、時間をかけて築いたわが家。当時、私の仕事は多忙を極め、ハウスメーカーとの打ち合わせが夜中になることもありました。

この間、とても快適に暮らしてきて、やはり愛着があります。私も夫もタバコを吸わないし、子もいないので、壁の汚れや傷みもあまりありません。新築記念に近くの電器屋さんで買った大型テレビも、まだまだ現役です。

1階にリビングダイニングと客間、2階に寝室とワークスペースがある3LDK。建築費用は、90坪の土地代込みで、ざっくり5000万ほどでした。正方形に近い南東向きの土地で、付近は坪単価22万くらいなので、上物を1000万として、3000万くらいにはなるかな、と胸算用しました。

画像1

間取りはこんな感じでした。思い出しながら書いたもので、正確ではありません。


この記事は、この後「売り出すまでの話」「内見者を迎える話」「引き渡しまでの話」に続きます。

売り出すまでの話

内見者を迎える話

引き渡しまでの話







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