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手抜き介護 112 不動産屋さんとスイーツ

先日降ってわいた不動産売却の話は、親戚の紹介によるものだった。買い主はA不動産と、そのお客さん。私が用意した契約書は、不要になりひと安心。譲渡にあたって、まず住所変更と分筆が必要になる。登記住所は昭和36年から変更していないため、今に至る経過の証明が面倒そう。人口1万人ほどのその町の、当時の住所は何と「〇〇町市街地」! そんな書き方で郵便物が届いたのか!

契約、決済、登記など手続き上の流れは多少分かるのだけど、不動産屋さんが、わざとややこしい言い回しをしているような気がする。1、2、3と説明してくれればいいところを、1、1.2、2、2.8のように。少し専門用語を入れて「任せてくれれば悪いようにはしないから」という雰囲気を出すのも、昔ながらの営業っぽくて何とも。。。

話を聞いて一応概要はつかめたし、A不動産も歴史ある会社のようでヘンな訳ではない。父もその気になっているので、ここは話を進めることにした。ただ、「そちらにご迷惑は一切おかけしませんから」と繰り返すのが、ちょっと気持ち悪い。録音しておけばよかったかな、と思ったり。

まずは戸籍の附票を取る必要があるのだけど、「〇〇町市街地」という表記にたどり着けるだろうか。不動産屋さんが手土産に持ってきてくれた包みを開けたら、ようかん、もなか、ゼリーの詰め合わせだった。お気遣いいただいて恐縮ながら、私の数少ない苦手スイーツラインナップでびっくりした。

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