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手抜き介護 113 墓じまい

不動産譲渡の件で間に入った親戚は、冷や麦のお宅だった。もう止めておきましょうとか、余計なこと言わなくて良かった(汗)。この話↓

そこの息子(といっても70代)が、今回数十年ぶりにウチの親に会った。多分前の記憶より相当やつれた姿に驚いただろうに、「お元気そうですね」なんて言う。それに対し母は「すっかり見違えたね。いくつになったの」と返し、父は「太ったな」と目を見開いた。母の場合「老けたね」とはっきり言わなかっただけマシだけど、そう伝わっているのは間違いない。誰に対しても容赦ないな。

そのオジさんが、不動産話が終わった後、「墓じまいをしないか」と言ってきた。実はウチの一族が入るお墓はとても立派で、共同墓地のメインストリートにある。父の上の代に建てられ、かなり幅広い親戚筋が関わった。私が小学生の時、お昼の校内TV放送でやっていたお墓特集に、「こんなに大きなお墓がある」とウチのが大映しされ、ざわついた記憶がある。

でも今はお参りする人も減り、「あの家は子がいない」「こっちの長男は独身だ」と、跡を継ぐ人が不明瞭になってきた。今は父とそのいとこ2人がメインの管理人だから、3人で話し合うべきだとオジさんがいう。

墓じまいするとなると合祀になるのだろうけど、私の記憶ではすでに30柱は入っているから、それを関係者全員にお知らせするのは無理だ。ある日来てみたらお墓がなかった、ということになる。そんなこと、いとこ3人で決めて決行して良いのかも疑問。でも何もしないことも含めて、まず話し合って意思確認しようということになった。


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