あらすじと作品詳細




長編小説『クランクビスト』

・あらすじ

【レイヴン・バル】は秘境国と呼ばれる国の王子。戦争で王が亡くなったあと、民も兵士も武器を捨てた。もう戦いはしないと秘境国は誓い今日に至る。
 
 政略結婚としてバルのもとにやってきたのは、軍事拡大中のネザリア王国。その娘【ネザリア・エセル】だ。彼女は侍女と見間違うほど華が無い。そこからバルはエセルを怪しむが、国務として関係も深めていこうとする。
 
 しかし災難は知らないうちにも大きく迫りつつあった。不運な彼女の生い立ちと、隠居国の未来も背負えばバルは動き出すだろうか。
 
 ネザリア王の思惑。他国の王子や王の意志も。各行動はバタフライ・エフェクトとなり大きな波紋を作っていく。策略と陰謀による国取り戦争。秘境国はいったい誰の物に?そして、バルとエセルの絆は何を変えられるのか。

・主要登場人物

レイヴン・バルネザリア・エセル
 
シェード・リュンヒン/シェード・テダム/
メアネル・シャーロット/キース
カイセイアルバート/ルイス/
 
エーデンベルガモロマナリトゥ
リアン女王/ネザリア・カイリュ王
オルバノ王/イアリス妃/
マルク王/アルゴブレロ王
レイヴン・アレンほか

・ごあいさつ/あとがき

 草壁なつ帆です(ˊᵕˋ) 初めての長編小説に挑戦しました。とにかく起承転結を意識したためにジェットコースターみたいなお話の進み具合です(笑)

 この作品は『行動』と『若さ』を意識して物語を進めました。主人公バルの積極的な行動力もそうですが、エセルやリュンヒンの行動にも大変注目しております。そして、行動と若さによって引き起こされる最悪のアクシデントも加えたつもりです。なんと、このアクシデントの章でブックマークをして下さった方が多くいらっしゃいました!!!すごく嬉しかったです!!!読者さんに何か感じていただける…そんな流れが書けたのかもとニヤニヤしています。今もこれを書きながら(꒪ˊ꒳ˋ꒪)ニヤン
 
【トマトの惑星】においても。この、バルを主人公にした物語と、クランクビストという国そのものの存在が重要です。長い歴史のすえに、彼らの事とクランクビストは『アクシデント』と呼ばれるのでしょうか。点で見れば喜ばしい出来事も、線や面として見てみると下り坂だったりしますよね。是非、【トマトの惑星】の流れの方もご注目いただけますと嬉しいです。ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)
 

・スピンオフ

 クランクビストより2年前。作中に登場し、活躍したメルチ王国の王子【シェード・リュンヒン】の恋を描いた小説です。 
 
 クランクビストを読んでいなくても楽しめる内容です!もちろんクランクビストと合わせて読んでいただけると、より楽しめるかと思います(ˊᵕˋ)
『Surprise bouquet』の方も、よろしくお願いします!
 


短編小説『Surprise bouquet』

・あらすじ

 長編小説『クランクビスト』より2年前。メルチ王国リュンヒン王子と、婚約者セシリア姫によるラブロマンス。
 
「サプライズが欲しい」とセシリアに頼まれたリュンヒン。彼女の誕生日を前にプレゼントの内容に迷っていた。いつも彼女を喜ばす術を持っていたリュンヒンだが、彼の完璧以上のサプライズはいったいどんな贈り物になるのか?
 

・主要登場人物

シェード・リュンヒン/セシリア
シェード・テダム/バージル/ジギルス
 

・ごあいさつ

 草壁なつ帆です(*ˊᵕˋ*) 長編小説『クランクビスト』を執筆中に、このお話が浮かびました。私にとってリュンヒンは、愛そのもののようなキャラクターであり。彼の幸せについて絶対に触れなくちゃいけない! そんな使命感もあってすぐに執筆(>_<)
 
 悩んだところはセシリアの女性像です。リュンヒンはどんな女性を好きになるのか。案外、年上彼女とのラブラブっぷりも良いかなとも思えたんですが。食べたくなるほど可愛らしい、おてんばな姫様にしました!
 
 お互いに甘えられる関係。ずっと推していきたいです!ありがとうございました(꒪ˊ꒳ˋ꒪)
 


短編小説『神様わたしの星作り』

・あらすじ

 人間の短い生涯を終えて、神様となった私の成長記。そして私が見守る小さな惑星の物語です。
 
《chapter One》ただただ静かに回る砂漠の星は、未知なる生命体を育てて文明を作っていく。そんなロマンストーリーをお届け。……いいえ。そう上手くは行きますまい。失敗続きの新米神様も学ぶのです。もうこれ以上ゴミを増やしてはならないと。見守る神に徹するものだと。
 
《chapter Two》ここは私が見守る砂地の星。ゾンビさんたちが暮らす小さな楽園です。穏やかな暮らしは平和だけど少しつまらない。それに私が作ろうとしたのって、ゾンビの惑星でしたっけ? では、神様らしく滅ぼそうではありませんか! その決断は実行されるわけですが。予期せぬ自体もおこりまして……。

・主要登場人物

創造神夜神さん
愛神さん言神さん
 
Kenエシュリビア
マノライコトノギ
テアメリックゾンビ犬
オソードナヴェール
 

・ごあいさつ

chapter Three はいずれ(*ˊᵕˋ*)
 
 草壁なつ帆です! 本シリーズ【トマトの惑星】を始めるという意味で、本当にはじめの物語。神様が星を作るという内容ですね。
 
 言わずもがな。わたくし草壁がこのシリーズを書くための世界を作った。つまり神様とは、筆者の草壁わたしなのです。なんていう……ちょっと痛い真相があります(笑)いや、それぐらいの気持ちで取り組んでいますという意思表示として受け取ってください(꒪ˊ꒳ˋ꒪)ww
 
 神様のお話ということもあり取っ付きにくそうに思うかもしれません。しかしトマトの惑星をお楽しみ頂くために、多くの方に読んでいただきたいので、読みやすいよう改行と文章を心掛けています(*ˊᵕˋ*) noteでも公開しています。挿し絵・背景付きなので是非見てみてください。ありがとうございます。
 


長編小説『閉架な君はアルゼレアという』

・あらすじ

【フォルクス・ティナー】は平凡な精神医の男。優柔不断で断れない性格により、悪友の勧めから仕事に失敗して医師免許を停止されていた。
 
 不幸に悩むフォルクスは実家への帰省を決断する。しかしその前に司書【アルゼレア】と出会うことで運命が変わった。彼女は少女にしては冷淡で落ち着いている。黒レース地の手袋で両手を覆い、一冊の本を抱えていたのが印象的だった。
 
 この本を巡った一連騒動をきっかけに不遇の渦は巻き始める。平凡を求めるフォルクスには、踏み込んでしまった事情は関心の無いことだ。しかしアルゼレアの若い好奇心と、悪友の粗相が彼を逃さない。もしくは政治家による陰謀の手も伸ばされた。
 
 120年の停戦時代。経済成長期とは表向きだろうか。平和を疑いもしない世代が直面する断片的な不穏はいかに。フォルクスとアルゼレアに課された使命が果たされた時、世界は新しい時代への幕開けになる。
 
※この小説は戦争を推進するものではなく、また実在する宗教や団体とは無関係です。フィクションとしてお楽しみ下さい。
 

・主要登場人物

フォルクス・ティナー/ベル・アルゼレア/
 
リンガーベル・ジャッジ/
マーカス・トワイラーン/クオフ/リサ/
 
スティラン・トリス/レニー/
ロウェルディー大臣/ゼノバ教皇/イビ王子/
 
オクトン病院医院長/ウェイトレス/
レーモンド伯爵/社長ほか

・ごあいさつ

 草壁なつ帆です(๑˃̵ᴗ˂̵)二作目になる長編小説。無事に完結できたこと、とっても嬉しく思います!!
 
 このお話の主人公フォルクスさんは、とにかく「平凡」を意識して走らせました。果敢に問題へ飛び込んで解決していくという、長編小説一作品め『クランクビスト』の王子とは真反対で。とにかく「逃げる」を選択する主人公が魅力です。共感を得やすい物語になったのではないでしょうか。個人的にとっても気に入っています(*ˊᵕˋ*)
 
 アルゼレアとフォルクスさんですが、二人の今後の未来にもかなり期待しています。やはり一緒に困難を乗り越えると絆が深まるんですかね! いつも二人のラブラブっぷりを妄想していますw
いつか形にします(꒪ˊ꒳ˋ꒪)ありがとうございます。
 

・スピンオフ

 作中に登場したセルジオ王国の兵士【マーカス・トワイラーン】を主人公にした恋愛物語を公開しています!
 
 器用な彼の、不器用な恋です。是非合わせて読んでみてくださいね(꒪ˊ꒳ˋ꒪)もちろん長編小説を読んでいなくてもお楽しみいただけます。


短編小説『鋼と甘夏』

・あらすじ

 ルーナとマーカスによるラブロマンス短編小説。
 
 売れないピアニストだったルーナは初めての大舞台で失敗をしてしまう。そのとき出会ったマーカスという指揮官は、冷酷な顔と瞳で人を寄せ付けない雰囲気を纏っていた。
 
 ルーナはセルジオ王国での徴兵期間彼に入る。そこで再びマーカスと出会うと、彼に惹かれていた心を知ることになった。だがしかし恋は、つぼみを付ける前に萎れてしまった。悪運の運びによってもう二度と二人が出会うことはないと、どちらも思っていた……。

・主要登場人物

マーカス・トワイラーン/ルーナ
リムド/アミン/リョーヤ/ルミナ/ロタ

・ごあいさつ

 草壁なつ帆です(꒪ˊ꒳ˋ꒪) 『鋼と甘夏』は、長編小説『閉架な君はアルゼレアという』を書きながら浮かんだお話です。マーカスさんの恋路も覗いてみたい。そんな作者あるあるな気持ちで進めましたw
 
 思いがけず良い雰囲気で、愛に満ちた作品になったこと、嬉しいです(*ˊᵕˋ*)初めて一作品で二視点を使ってみたのですが(ルーナ視点とマーカス視点で書きました)良かったと思っています!切ない気持ちと、お互いに報われた瞬間の高まりに、私も一緒に感動しました。是非読んでみて欲しいです(о´∀`о)ありがとうございます!
 


読み切り『ユークとリオの黄金の羊』

・あらすじ

 ユークとリオは自分たちのお母さんを知りたかった。 ある日出会った天使は悪く笑ってこのように言う。
 
「高価なものと欲しいものを交換してやろう」 集落で最も高価な黄金の羊。それと交換で二人が得たものは……。

・主要登場人物

ユークリオ




読み切り『フェンディー海峡』

・あらすじ

 不漁により移動を余儀なくされた民族がある。その中でメイという少年は、夜中の海辺で人魚と出会う。
 
 ひとりであると寂しそうにメイに寄り添う彼女だが。 「あなたも行ってしまうのね」 人魚との別れ。そしてこの出会いにより、メイと民族の未来は……。

・主要登場人物

メイ/人魚




短編小説『秘密の娘スピカの夢~黄金を示す羅針盤のありか』

・あらすじ

 怪盗レオナルドが狙うのは、黄金を示す『アルゴ船の羅針盤』だった。 慣れた手で屋敷に侵入すると、そこには色素の薄い少女の姿が。 少女は怪盗を見るなり別人の名を口にする。
 
「おかえり、アンジェ」 レオナルドはこの屋敷で思いもしない体験をする。

・主要登場人物

怪盗レオナルド/スピカ
アンジェ/カノープス男爵

・ごあいさつ

 草壁なつ帆です(*ˊᵕˋ*) とっても長いタイトルのこちらのお話。実は草壁人生はじめて完結させることが出来た作品です! 小説を書くのが好きだったけど、完結させるという事を成し遂げるまでに20年以上もかかるなんて(笑)ようやく本腰を入れました。
 
 本編で登場する『アルゴ船の羅針盤』は、他の小説でも度々登場したりしなかったり(๑˃̵ᴗ˂̵)怪盗レオナルドがこの夜、もしも何も盗み出さないという選択をしたら……。以降の世界はどうなっていたでしょうか。考えてみると面白いものです。
ありがとうございます。
 


短編小説『絵の具と切符とペンギンと』

・あらすじ

 少年と女の子の出会いの物語。彼女は不思議な絵を描くし、連れている相棒も不思議生物だった。飛び出した二人の冒険は絆と小さな夢をはぐくむ。
 

・主要登場人物

僕/ミュンヘン/ヴィレインワーゲン
ガーデン伯爵

・ごあいさつ

 草壁なつ帆です(꒪ˊ꒳ˋ꒪)あらすじが短いですねw
動物を登場させたお話を書いていないなぁと思い立って、プロットを練りましたw あえてペンギンで(*ˊᵕˋ*)理由はありますが、またどれかの小説内で明かしたいと思っています。
 
 少年少女の淡い期待を描いた物語です。さらに、絵描きさんにちなんで、色を扱う表現も多くしています。それは主人公「僕」にも芸術センスがあって、いつか開花することを望んでそうしました。
ありがとうございます。
 

・スピンオフ

 短編小説『リモネフィロソフィ』に登場する男性リヴァイは、本作『絵の具と切符とペンギンと』の主人公「僕」と同一人物の設定です。こちらも合わせて見てみてくださいね(*ˊᵕˋ*)


短編小説『リモネフィロソフィ』

・あらすじ

 大金を騙し取る詐欺師のリモネ。今回のターゲットは売れっ子小説家のリヴァイだ。いつものように色目を使って近付く三段だった。しかしあろうことか、リヴァイはリモネに大金にもなるコレクションの絵画を全て渡してしまう。これに味を占めたリモネだったが、リヴァイの行動が怪しく思え、一旦は引き返すのだが……。
 
 リモネの理念(フィロソフィ)に基づいた思い切りのある行動が魅力の作品です!また、別作の短編小説『絵の具と切符とペンギンと』の続きの物語にもなっています。是非そちらも読みやすいお話なので読んでみてくださいね!

・登場主要人物

リモネ/オデール/リヴァイ/
ミュンヘン/ヴィレインワーゲン

・スピンオフ

『絵の具と切符とペンギンと』に登場する主人公「僕」は、リヴァイの少年時代です。ミュンヘンとの出会いと約束を描いた青春の物語。こちらも是非合わせて読んでみてくださいね(*ˊᵕˋ*)


長編小説『最後の女王』

・あらすじ

 王の時代が終わりを告げようとしている。五ヶ国首脳会談を目前に、エルシーズ各国は準備を急いでいた。そして国王が早逝し、陥落するとかと思われるニューリアン王国にでも動きがあった。
 
 主人公はセルジオ軍兵暗殺部【アルマンダイト・クロスフィル】だ。彼は、ニューリアン王国の女王【メアネル・テレシア】の暗殺を命じられて国を渡る。 パーティーの熱も冷める夜に、クロスフィルはテレシアに刃を突き付けた。が、しかし。
 
「わたくしの命があなたの何になるのです?」 そう言い返せるテレシアにもまた思惑があった。 死ねない彼女の未練とは、ただの未亡人の命乞いなのか。いいや。テレシアは『最後の女王』と呼ばれてもなお、ひたすらに準備を進めているのだ。そうとは知らないクロスフィルも、彼の使命を果たそうとするだろうが。いずれ知ることになる。
 
 セルジオ王国、ニューリアン王国。そして海外勢力アスタリカ軍勢にも油断できない。生き残るのはどの国なのか。テレシアの命がこの物語によって何かを動かす。

・主要登場人物

アルマンダイト・クロスフィル
メアネル・テレシア女王/
 
ゲイン・リーデッヒ/クロノス/
ガレロ/アナーキー/ジャスミン/
マリウスディレイト
 
リピン公爵/アルメダ夫婦/
アルマンダイト王/アスタリカ帝ほか




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