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人生は一度きり

そう本気で思ったのは、大学4年生の夏だった。

留学先の友達の車の中で、Avicii の"Wake Me Up" が延々と流れていた。耳が慣れていない私は、何事にもクエスチョンって返していた。友達がこのスラングを教えてくれた。

"You only live once" (一度きりの人生)


いろんな訳し方があるが、私はこう訳している。

「人生は一度きり、だから今を楽しもう」


英語では "YOLO" と省略されたりする。むしろ、こんな真面目なトーンではなく、ふざけて使うときのが多い気がする。

でも、私はこの言葉が Avicii の "Wake Me Up" とともに心に刺さっている。

*

くよくよ悩む性格

書いていて残念だが、こういう性格である。

「あんなこと言ってよかったのか」
「あの態度は失礼だったかな」
「あの人はすごいな、それに比べて自分は、、、」
「もっと頭がよかったら」
「このままのキャリアで大丈夫だろうか」
「将来不安だ」

人間の悩みは尽きない。やめようと思っても考えてしまう。一番多いのは「嫉妬」である。SNSはこの嫉妬を助長しているのでは?とも思える。

しかし、私はあの言葉に出会って幾分忘れることができた。

「人生一度きりなんだから、今を楽しもう」と。

言い換えれば、

「将来なんてどうなってもいい、他人がどう思うかなんて関係ない、自分が楽しければ。」

スティーブ・ジョブズも言っていた。

私は毎朝、鏡に向かって『もし今日が自分の最後の日だとすれば、今日しようと思っていることが、本当にしたいことだろうか?』と自問するようにしている。もしその答えが「ノー」だという日が何日も続くようであれば、何かを変える必要があると思うわけだ。

長く細くより短く太く。ろうそくのように長くゆらゆら燃えるのではなく、マッチの芯を燃やしたときのような人生を送りたい。

最後に

2018年4月20日。日本は21日の土曜日で、朝起きたらニュースをみたときの衝撃は大きかった。Avicii は28歳という若さで亡くなった。

今、私は28歳である。

Avicii のようにすごい人生でも偉業でも残していないけど、必死に生きているような気がする。そして、何か悩むごとにこの "Wake Me Up" を聞いているし、今後も聞き続けるのだろう。

(タイトルの写真は千葉での日本初ライブにいったときの写真)

最後まで読んで頂きありがとうございました。