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「目には見えないけれど大切なもの」  コレを武器に人生を歩く

人生は旅に例えられる。

「山あり谷あり」といわれるように、難所もある。「人生で出くわす難所」について、書いてみる。


【難所①】 密林 

視界が暗くなり、小枝が絡まり行く手をふさぎ、薮が足元をすくう・・・

それは、自分が、自分のことをよく知らないからだ。見ようともしない。自分のことについて、人に何か言われても「は?」ですませてしまっている。耳を傾けたくないのだろう。

そんなときは、自分の内側に懐中電灯を当てて、調べるしかない。「まちがった考えや態度」を見つけたら、視界が開けるだろう。


【難所②】高い山脈 

高い山脈や氷の絶壁が行く手を塞ぐ・・・

それは、自分の中にある「偏見や頑固さ」が外に現れているからだ。人を寄せつけなくなっている。

見直すことで氷が溶け始めるかもしれない。高いプライドもへし折れる。


【難所③】濁流

抑えられない怒り、イラ立ち、不安、恐怖が、大波のように襲ってきて飲み込まれてしまいそうになる・・・

きっかけは外側は外側から来るとしても、感情の波は、自分のなかで起こる。波をこんなに大きくしているものは何だろう?

「いつも、私が損する」とか、「わたしには力がない」とか、「負けたらおしまい」とか・・・そんな考えかもしれない。

「それ、間違っているよ!」と自分にツッコミを入れよう!


【難所④】 崖

怖くても飛び込まなければならないときがある・・・

もう目をつぶって、「えいやっ」と一歩踏みだすしかない。
「飛び込んでみたら、意外とよかった!」ということもある。


人生の旅は、モードを選ぶことができる。

難所に飛び込んで、切り拓いて、通り抜けようという人生の歩き方は、ハードモードだ。

イージーモードにして、難所を避けることだってできる。

「自由意志」があるから、私たちは、

ハードモードか、イージーモードか、ときどきハードとか・・・

人生をどんなモードで生きていくのか、選ぶことができる。


どっちのモードを選んだとしても、ゴールは同じ!だったりする。

ちがいは、ハードモードには特典がついていること。

【ハードモード特典】

自分のなかにある「神聖な存在」に出会えるのがちょっぴり早いこと!

特典についてのインドの聖者の説明が、かっこいい!ので、紹介します。

「自分の心の動きをあくまで冷酷に凝視するきびしい自己観察は、身心を損なうほど痛烈な苦行です。そしてこれによって、心の底に巣食う最も頑固な自我を粉砕してしまうのです。しかし、こうした真の自己分析は必ず、真理を洞察する覚者を生み出します。」

パラマハンサ・ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」
手のひらから花の香りを出す「香りの聖者」のことばから


「メスで鋭く自己を解剖する者は、同情が他のいっさいのものに拡大していくのを経験します。するとその人は、しだいに頑冥な自我の衝動から解放されるようになります。聖なる愛は、そのような土壌に花を開くのです。」

パラマハンサ・ヨガナンダ「あるヨギの自叙伝」
手のひらから花の香りを出す「香りの聖者」のことばから

「目には見えないけれど大切なもの」を武器に、ハードモードに挑戦するのは、いかがですか!


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