見出し画像

落ち込みRTAはっじまるよー!


最近悲しい事が続いた
めちゃくちゃ泣いたし
めちゃくちゃ落ち込んだ


どんだけ泣いても
どんだけ落ち込んでも
お腹はすく


ご飯を作った
1食200円もしない貧乏自炊飯
とても美味しかった


お風呂に入り
身体を温める
風呂上がりに水を飲む


やがて睡魔が肩を叩く
素直に従い布団に入る


たくさん寝る


めちゃくちゃ元気になる





我ながら単純な事で立ち直りが出来ている事に驚いた。
イイね!

しかし、最初からこうであったわけではない。
昔はとことんまで落ち込まないと前向きにはならなかった。
それこそ何かしら失敗した時なんて「死にたい」とか「俺は不幸なんだ」を
永遠に頭の中で繰り返しながら枕を濡らしていた。


枕のカバーを取替えないとならない位に泣いた後は決まってこう思う
「なめやがって」


怒りだ。
先程まで悲しみに染まっていた男が今度は怒りで身体を震わせている。


自分で自分の事を不幸だと決めつけている自分に腹が立つのだ。
セリフ形式にすると次の様になる

俺「あぁ…また失敗しちゃったよぅ」
俺「つらみ…まぢぅっだょぅ…4にたぃ…不幸すぎッ」
俺「は?ふざけんな!」
俺「勝手に俺を不幸にすんじゃねぇ!」
俺「なめやがって!絶対幸せになってやる!」


という様な脳内ドラマが放送されるのだ。
ドラマが終わった俺はポジティブな思考と高い行動力のバフを持って人生を再スタートさせる。


ちなみに、この脳内ドラマは現実時間で言うと
1週間で終わる時もあれば、3か月経っても終わらない事もあった。
立ち直るまでの時間はバラバラだったんだね。


しかし、今は違う。
脳内ドラマは1週間もかからず1日で終わる事も増えた。
朝ドラ並みにすぐに終わる。
俺は立ち直るのが早くなった。


気持ちを前向きにするのが得意になったわけじゃあない。
どん底まで落ち込まないと前向きになれないのは変わらないが
その「どん底」へたどり着くのが早くなっているのだ。


例えば、昔の俺は仕事でミスをした時以下の通りに落ち込んでいた。
1.俺は無能なんだ
2.俺は他の人を比べて良い所なんてないんだ
3.俺は生きている意味なんてないんだ
4.4のう


1~4までたどり着くとようやくポジティブになれる。
でも最近は3とか2の所でポジティブに戻れる。なんなら1の段階でポジティブになる事も増えた。
自分の落ち込みRTAが上手くなってきている。


もしかしたらルーティンの様なものかもしれない。
嫌なことあった!落ち込もう!落ち込んだ!元気でた!
これぐらいのテンポで落ち込みRTAをしているのかもね。


あるいはタイパを気にしているのか?
嫌なことあった!落ち込もう!(よくよく考えたらこの落ち込む時間てそんなに必要か?なんかこの時間もったいないな。さっさと落ち込んじゃおーと)
落ち込んだ!元気でた!みたいな。


いずれにしても、過去に何度も落ち込んだ経験があるから
今の立ち直りの速さがあると思う。


嫌な事から逃げ続けていたら手に入れられなかったかもしれない。
悲しい事から目を背けていたら思いつかなかったかもしれない。


どうせ悲しくなるんだったら
とことんまで泣いて落ち込んでやろうぜ
それが自分の為になる


かもよ?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?