飯田線に乗ろう（18きっぷ旅行1日目）
2月某日。青春18きっぷで旅に出る。普通列車しか乗れない切符である。特急には乗れないけど、とっても安くて学生が休みの時期に発売される。しかし、普通列車だけの旅はつらい。なら逆に普通列車しか走っていないところに行こうというわけで飯山線に行くことにした。
中央線をひたすら西に進む。平日に休みをとって良かった。ガラ空きのボックスシートを占領。ああ、天気がいい。桜が満開だ。
甲府駅の乗り換えで信玄餅を買う。これが美味しいのだけれど、なかなか食べずらい。餅ときな粉と黒蜜が別々になっていて、自分で混ぜないといけない。ホームのベンチで食べるんじゃなかった。きな粉が風で吹き飛ぶ。
岡谷駅で乗り換え。ちょうど時間が空くのでお昼ごはんを食べようと思ったけど、問題が発生。店が空いてないのだ。ほとんど全てシャッターが降りている。
飯田線はトロい。カーブが多くて駅も多いので、距離の割に時間がかかる。窓から大きくカーブした線路が見える。
天竜峡駅で途中下車。期待していなかったが、実際訪れて見てみると渓谷の迫力がすごい。吊り橋があったのだけど、本当に怖かった。
温泉で一息。風呂上がりのコーヒー牛乳はうまい。
しかし暇である。景色が珍しいのは最初だけ。3時間以上もトコトコと走っては止まりを繰り返すのは中々つらい。有名な渡らずの橋こと第6水窪川橋梁に差しかかるころには暗くなっていた。
豊橋駅は名鉄がJRホームの隣に乗り入れる。駅前の飲食店は殆ど閉まっていたので、夕食は味噌きしめんを立ち食いて済ませた。
2日目へ続く
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