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弾き語りのために、ボイトレ始めた②

数ヶ月のボイトレ難民生活を経て、ふとあるYouTube動画が気になり始めた。若くてテンションの高いボイストレーナーとは一線を画す、落ちついた雰囲気でにこやかに、それでいて毅然とした語り口の、若すぎない?女性ボイストレーナーの動画は、とてもわかりやすく、なんというかかゆいところに手が届く、気になることを解説してくれていたものだから、徐々にその先生の動画に絞って見続けた。

ワンランク上の歌い手になる!というキャッチフレーズに惹かれ、この先生の動画をひとつずつ観る毎日は充実していて、まさに「目にうろこ」であり、レッスンを受けるならこの先生!と、こころは決まって、あとはタイミングだった。

もう心は決まっているが、なかなか踏み出せないでいたのだが、意を決して行動に出た。先生に聴いてもらう動画を撮影しようと思い立ち、ちょうど帰省していた息子を誘い、久しぶりにカラオケに行って、スマホで自撮りをした。

わたしの選曲は、というか、何曲か歌ったうちの一番まともなものが菅田将暉の虹だった。今思えば、男性曲なので、キーが低いがそのままのキーで歌って、何度か繰り返し聞いてみた。わたしは、高い声は出ないから、これくらい低い曲がちょうどいいな、なんて思っていた。

これで準備は整った。先生のYouTubeの概要欄から、ラインの友だち追加をした。この歳で何か新しいこと、しかも歌を学ぼうなんて、なんか恥ずかしくて誰にも言っていない。カラオケに付き合ってくれた息子以外には。

友だち追加したところ、無料動画講座が送られてきた。
実際の生徒のインタビュー動画では、明らかにわたしよりも高齢なご婦人がいかに先生に信頼を置いているか、先生のおかげでまた歌が歌えるようになって、嬉しい、感謝している、と訴えている。後々考えてみると、このインタビュー動画で、わたしの歌を習いたい気持ちに火がついた。

冷静になれば、まんまと先生の生徒集めの罠?にハマってしまい、毎日夢見心地で幸せに過ごした。ギターの練習にも、いきおい力が入って、いつの日か弾き語りが出来るようになって、孫にアンパンマンを歌って聴かせるんだ!と心に誓った。

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
30分の無料レッスンのようすはまた次回に続きます。また読みに来てね。





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