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【平井OB】歴史コンサルタント齊藤さんの歴塾

わたしは週1日、コミュニティスペース平井オープンボックス(平井OB)のスタッフをしています。ここでは日々いろんな「マニアさん」がイベントを開催しているので、気になったイベントを取材していくことにしました!

第1回目は「寝ても覚めても歴史のことばかり」という歴史コンサルタント・齊藤さんのイベント「歴塾」に参加しました!

今年3月に株式会社ヒストリンクを立ち上げた齊藤さん

齊藤さんのプロフィール

歴史コンサルタント・齊藤太一さん


「歴史で世界を豊かにする!」がモットーの歴史コンサルタント。
Histlink ~歴史研究者とのマッチングサービスを運営している。「歴史を楽しむ会」の代表も務め、著名な歴史専門家を呼んでの講座、史跡巡りなどのイベントや歴史が好きな人同士の交流会を開催する。2024年3月に株式会社ヒストリンクを設立。

平井オープンボックスで開催する「歴塾」でやっていること

振り返り中

歴塾は文字通り「歴史について考える塾」です。月に1回・年12回開催していて、2024年度で3年目になるそうです。3月は23年度のしめくくりとして参加者各々の歴史活動を振り返る報告会が行われました!みなさん歴史の本を書いたり、講演会を行ったり、グッズの制作を計画していたりと、自分の興味を純粋に探求していらっしゃる様子でした。遠方からオンラインで参加されている方もいらっしゃいました。

配られたワークシートに記入していきます。

ワークシートの記入が終わったらそれぞれの活動状況をシェアして質問と意見交換をします。

齊藤さんは今年3月に会社を設立されましたが、設立までの道のりで「振り返りの大切さ」を実感しているそうです。1年後、3年後、10年後を想像して具体的な行動と数値目標をみなさんに共有していました。これらの目標は、どのくらい達成したかを後から必ず確かめるようにしているのだとか。

わたしもフリーランスで働いていますが1年間の目標を立てるくらいで10年後の想像まではしたことがなかったので、先をイメージする練習をしてみようと思いました。

今までの歴塾で扱われたテーマ

「産業の歴史を楽しむ」、「歴史旅、歴史による地域おこしのリアル」、「歴史活動の意義とは?」といった様々な角度のテーマを講義やワーク形式で学んでいて、気になるテーマだけの受講もOK。

どんなものにも歴史がある」と齊藤さんはおっしゃていましたが、その通りだなぁ、と思いました。たとえば自分の好きな食べ物にもいつどこで誕生したか、どんな変化や広がり方をしたかといった歴史があります。ラーメンはどこで家系や二郎系に分岐していったんだろう、背脂チャッチャ系とはなんだったんだろう……考えるとどんどん気になってきます。


歴塾の素敵ポイント

歴史を学ぶというと、文献を読んだり、現地に足を運んで資料や建築物を見たり、と個人の活動がメインのイメージでしたが、参加者同士で好きな歴史上の人物について雑談したり、悩みを共有したりと人との関わりが広がる場になっているところ。一人で取り組む楽しさと誰かと取り組む楽しさは別物。両方できる環境なのがいいなぁと思いました。

ヒストリンクはどんな会社?

歴史に興味を持ってもらえるようなパンフレットを制作

歴史の会社ってどんなことをするの?と疑問でしたが、内容を聞いて納得。

例えば企業の社史や史跡のパンフレット制作、論文の中で参考にする歴史、歴史をテーマにした作品制作などで、調べても情報が出てこなかったり、正しく調べられているのか不安だったり、といった課題が生まれます。そこで、プロに頼れる、お墨付きをもらえる場所があるのは安心ですね。

「今後はアニメの制作会社とアニメの歴史監修ができる専門家とのマッチングにも力を入れていきたい」と齊藤さん。わたしもアニメを見ますが、大正や江戸、戦国、南北朝時代など、さまざまな時代の歴史アニメを目にします。歴史の専門家はそういった作品のクオリティを上げる役割も担っているんですね。

次回の歴塾は4月30日(火)を予定。
この日は24年度の第1回目のため「歴史活動の肝とは」、「どうやったら歴史活動がうまくいくか」など、どうやってマインドセットをしていくかを講義していく予定とのことです。

気になる方はSNSで情報をチェックしてみてください!

ヒストリンク公式X:https://x.com/histlink


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