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エッセイ

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覚えておきたいできごとや日々の考えごとについて書く。不定期更新。
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#アラサー

自分を好きでいることができるか

 人付き合いで大切なこととして「自分を好きでいられるか」がある。この軸を意識するきっかけになったポイントが二十歳から今までの間で何度かあった気がするけれど、すぐに思い出せるのは『脳内ポイズンベリー』という映画(原作は漫画)を見た時。クリープハイプが主題歌を歌うので見に行った。主人公は30歳目前で23歳に一目惚れしてしまうという設定で「なんだ、ただの私か」と思った。当時は24歳だったけど。詳しくは書かないが「その人といる自分が好きか」という点が大きなテーマとなっているので、変な

2021年は孤独におおらかに

※こちらは12月に公開した記事を再構成しリライトしたものです 2020年は個人的にも社会的にも大きな変化があった1年でした。 辛いこと90%、いいこと10%みたいなハードモードだったのですが、10%を最大限味わいつつ90%を糧にすることが上手になった気がします。 一方で、 アドレナリン出し過ぎでは? やけくそになってません?という反省もあるのですが、そこらへんは2021年のおわりにでも振り返られたらと思っています。 さて、今日は新年の生活目標を3つ、最近の荒んでいた

彼氏にフラれない方法は先に振ること

最近の主たる関心ごとは「どうやって自立してやろうか」です。少しだけ成長の兆しが見えたのでまとめました。 周りの人を見渡して思うこと  尊敬する人やキラキラしてんなーって思う人はみんな、もう1人の自分がいつも側についている感じがする。人にひどいことを言われても「そんなことない、あなたは立派だ、考えて最善を尽くしている」と言ってくれる自分がいる。だから心が安定しているし、自信を持って自分を表現できる。  人という字は人と人が支え合ってできているという金八先生のセリフがある。

母と過ごした1ヶ月。

はじめに 死に関する記述があります。敏感な方は閲覧をお控えください。 母がいなくなる実感  7月6日。母が胃がんでこの世を去った。66歳という若さで、想像もしていない速さで、病気は進行していた。母がこんなに早く亡くなるなんて思ってもいなかったので、親孝行なんてものは先延ばしにしていたし、自分の夢が叶ってやっと実現できるものだと思っていた。それがあっさりと居なくなってしまった。  今も母に一生会えないという実感はない。30年間一緒に暮らしていたので、亡くなったことがピンと