20191222頭にネクタイをまく男

20年以上前から忘年会スルー

忘年会スルーという言葉が目に付きます。
私が20数年前に5年間ほど会社員だったときの話です。

会社員勤務5年間で忘年会に出席したのは2回だけ。
最初に出席したのは入社1年目のとき、最後に出席したのは3年目にお世話になった上司が幹事をしたとき。

テレビやラジオCMを流していた新宿の会社に入社したのが、バブル終盤の平成5年(1993年)4月。
入社1年目は大人しく組織に従ってましたが、2年目からは組織に適応出来なくなることが多く、夏の暑気払いと年末の忘年会は不参加、3月4月の歓送迎会は苦痛ながら渋々参加。
ただし、気の合う仲間とは頻繁に飲みに行ってましたので飲みに行くこと自体は好きでしたが、公式行事は基本スルー。

入社2年目のときに、先輩含む一般社員4名と上司2名の合計6名で会社帰りの一杯に誘われ、そこで私が忘年会スルーを決意する事件が発生。

滑舌が悪く言葉がなまっている私と先輩の会話でとんだ聞き間違いがあったのです。
先輩「俺は・・・(仕事のこと)・・・と思うが、どう思う?」
私「妥当ですね」
話に割り込んできた上司「お前(私のこと)、先輩に対してまともだなんて、失礼だ。謝れ」
私「???」
一応謝罪しましたが、先輩も何に対しての謝罪かは不明でした。

おそらく、「妥当」と「まとも」を聞き違えたようです。
たしかに、先輩に対して、「まとも」と言ったのであれば失礼ですが。

これ以降、よほどのことが無ければ暑気払い、忘年会はスルー。
歓送迎会は異動対象者への礼儀として、参加しても1次会で帰宅または、2次会不参加者でもう一杯。

とまあ、私の話はさて置いて。
ネット情報では忘年会の会費を個人負担になることがあるようですが、行きたくもないうえに、お金まで取られて、それなら忘年会スルーしたくなりますよ。
 自分の時間とお金を提供して参加しても、楽しくないのであれば参加するのが馬鹿馬鹿しいだけですから。

私の会社員時代の忘年会費は、1次会は会社負担、2次会は上司が多めの割り勘でしたので、参加のハードルが低かったな。
逆に言えば、「お金がないので・・・(不参加で)・・・」とは言えなかった。

もし、私が会費を取られる忘年会に誘われたら、「会費払うから不参加です」と言って帰宅する。

そうすると協調性がないとされ人事評価が低くなるのでしょう。

評価するのは協調性ではなく、協力性だ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?