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生タケノコの素揚げ
タケノコの下処理は常識
タケノコは、茹でてあく抜きする必要があります。(余程新鮮なものでない限り)
また、時間が経つとエグミが増すため、入手したら出来るだけ早く下処理をすることが推奨されています。
これらは、一般的に誰もが知る当たり前の常識だと思っていました。
なので、私も今まで、タケノコは買ったその日にぬかを入れた大鍋で茹でて、下処理をしていました。
時間が無い時も、今日しなければ・・・と必死になって茹でていました。
そんな常識を疑ってみた
クールフライヤーを使い始めてから、私の料理に関する
様々な常識が覆されてきたので、
タケノコについてもその常識を少し疑ってみることにしました。
そこで、下処理をしないでタケノコを素揚げにしたらどうなるのか、
試してみました。
タケノコの素揚げ
試してみるなら、より過酷な状態でTRYしてみようと、
タケノコは、夕方に購入。(冷蔵でない状態で販売されていました:出荷~我が家に来る環境だけでも、かなりエグミが増していそうな状態です。)
そして、更に2日間冷蔵庫で保管して使用。
従来の常識ではかなりエグミが増した状態です。
これを、皮をむいて、食べやすい大きさに切って素揚げしてみました。
結果・・・ややエグミを感じました。
が、想像よりはずっと食べやすかったので、
それ自体ちょっと驚きでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1713196504704-czktHFJkny.jpg?width=800)
揚げる前に水に浸してみた
その後、タケノコのエグミの中には水溶性の成分もあると思ったので、
揚げる大きさに切ったものを20~30分水に晒した後、揚げてみました。
すると、ビックリ!
エグミが気にならない状態に仕上がりました。
更に、タケノコ本来の旨味と甘味も感じられました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713196665090-HcsfFguOgW.jpg?width=800)
今まで食べていたタケノコって?
これまで
「採れたて以外のタケノコは、下茹でしないと食べられない」
と思っていましたが、
茹でなくても、水に浸けてから揚げるだけで
美味しくいただけることに驚きました。
今まで、時間との闘いだ!と、苦労して下処理していたのは
何だったのだろう?と思ってしまう・・・
タケノコの新たな美味しさと食べ方発見!?
もちろん、下茹でしたタケノコを料理したものが
とても美味しいことは分かっています。
生のまま揚げると、それとはまた別の風味の美味しさ。
揚げた香ばしさが加わり、
更に、茹でると抜けるであろう
タケノコの味わいが残っている気がして、
茹でたけのこより、生の素揚げの方が美味しいかも!?
と思う人も居るのではないか、と思える味わいでした。
(私もその一人です。)
エグミがゼロとは言えないけれど、
フキノトウのほろ苦さ等が
「春の山菜 独特の味覚」として受け入れられているのであれば、
揚げた生タケノコもその範疇の味わいだと思います。
タケノコの調理の選択肢の一つになっても良いと思える味・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1713197498163-i8HWMO6Jni.jpg?width=800)
クールフライヤーなら手軽に出来る
生で揚げて美味しいとは言っても、
水に浸す作業は必要な感じなので、
普通では揚げる時に、水分を拭き取る工程が必須。
でも、クールフライヤーは、水分がついた素材を入れても
殆ど油が跳ねないので、
手軽にタケノコの素揚げを作れると思います。
鮮度をあまり気にせず、とても簡単にできるので、
茹でる手間を考えると、我が家ではタケノコは
揚げて食べる頻度がこれからは増えそうな予感・・・
色んな常識を覆してくれる調理機器
クールフライヤーは、熱い油に氷を入れてもほぼ油ハネしないとか、
油が劣化しない(酸価格=AVが上がらない)とか、
今までの常識を覆すフライヤーです。
これを使うと、今までの料理の常識も
大きく変わってきそうな気がしました。
(私の中では既にかなり変わって来ています)
次は、生タケノコの天ぷらも試してみたいと思っています!
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