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ドライマウスと自律神経

ドライマウスは、私が舌痛症を発症した引き金になったと思って居る。日本訪問歯科協会によると、ドライマウスの原因には以下のようなものが挙げられている。

加齢による唾液腺の機能の低下/口呼吸/精神的な緊張やストレス/やわらかい食べ物を食べることが多い/ 薬の副作用/糖尿病や腎臓病など病気によるもの/シェーグレン症候群という 自己免疫疾患、などがあります。


腎臓やシェーグレン、他にも甲状腺の病気など血液検査で調べたが、どれも引っかからず。もともとイソジンガーグルを1か月続けたあとにドライマウスになったことを医師に告げると、一時的に甲状腺に異常があったかもしれないけれど、時間の経過とともに自然と治ると思う、と言われた。とはいえ、イソジンをやめて3か月たった今も、ドライマウスは治っていない。

歯科医院ではガムを5分噛んで唾液量を測定するガムテストを受けた。結果は5.7ml/5分。

これが5.0ml以下になると病気として口腔乾燥症と診断されるらしいから、先生曰く、私は「健常者としては最低レベルの唾液の分泌量」と言われた。

ある日、外出先で口がネバネバし不快な思いをしながら帰宅し、トイレに入ると・・・


口の中が潤っていることに気づいた。それもサラサラした唾液で、トイレに入って一瞬でドライマウス発症前のような口の中の状態になった。


なぜトイレでドライマウスが一瞬でも治るのか?リラックスするからか? 


口臭・ドライマウス外来専門サイトによると、

唾液(だ液)の分泌は、自律神経に支配されていて交感神経優位(緊張時、ストレス時、戦闘モード)になると唾液(だ液)分泌量は減り、また分泌される唾液(だ液)もネバネバしていますが、逆に副交感神経優位(リラックス時)になると、さらさら唾液(だ液)が多く分泌されます。



とのこと。トイレに入ると一時的にドライマウスが治るということは、私のドライマウスは自律神経失調症が原因なのかも?と思うに至った。

この説明は非常に腑に落ちた。ドライマウスを発症する前は、歯磨きしていて短時間で口が湖のように唾液を溜めていたのに、今はあまり唾液が溜まらないので歯磨きが楽になった。


自分のドライマウスの調子いい時、悪い時を見比べると、こんな風になる。


調子いい時
・食事中
・午前中
・トイレに入っているとき
・ヨガをやっているとき
・寝ているとき


調子悪い時

・スポーツ観戦中
・お風呂上り
・午後以降


ふり返ってみると、調子いい時=副交感神経が優位でリラックスしている時、調子悪い時=交感神経が優位で緊張している時という感じがしてくる。


私のドライマウスの原因は、自律神経失調症も原因の一つかもしれないと思っている。あとは、病的なレベルではないにせよ、甲状腺がちょっと弱っているのかもしれない。

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