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お花の曼荼羅で“終わらせる”ことができた話

先日、気になっていたお花の曼荼羅を体験してきました。

▼目次
•お花の曼荼羅って?
•はじめてのお花の曼荼羅で得た気付き
•大人は“終わらせる”経験が少ない
•まずは小さな体験で練習する
•終わらせるから、次がある


お花の曼荼羅とは

お花の曼荼羅とは、一体なにをするのか。

簡潔に言うと、
“数本のお花の花弁や葉を用いて
まるい形の曼荼羅を作るワーク”

言葉で聞くと
「それがなんなの?」ともなりそうですが

そもそも曼荼羅がなにかと言うと
“密教で悟りを開く(修行)のために生まれた絵”です。

お花で曼荼羅を作る作業は
静かで穏やかな時間で
それは一種の瞑想とも言えます。

自分の内なる声に気づき、心と体のバランスを整え、
ありのままの自分の心・体・思考・感情・意識・無意識を自覚することができます。

『お花の曼荼羅セラピー』と言い換えてもいいかもしれません。



はじめてのお花の曼荼羅で得た気付き

今回、はじめてお花の曼荼羅を体験して
私が得た気付きは

お花の曼荼羅で、“終わらせる”体験ができる。

ということ。

お花の曼荼羅は、
せっかく作ったお花の曼荼羅を
手で中心に集めて壊して、終わらせます。
(“壊す”という表現は適切ではないかもしれませんが
ここでは、あえて“壊す”という言葉を使います。)

終わらせてもいいし、終わらせなくてもいい。
と選択肢を委ねられることで
“終わらせる”をより意識する機会になりました。



大人になると“終わらせる”経験が少なくなる

生きていると自然と迎える終わりはたくさんあります。

仕事の終わり、1日の終わり、
卒業、退職、引越し、などなど。

ただ、そんな受動的で無意識な“終わり”ではなく
意識的な“終わらせる”はどうでしょう。

「せっかく◯◯しかたから」
という損得勘定でなかなか終わらせられないことも
経験があるかと思います。

通信教材をはじめたものの結局手をつけていない。
でも、せっかく買ったから手放せない。

など。

私には、1歳9ヶ月になる娘がいますが
彼女を見ていると
積み上げた積み木や、完成したパズルを
何の躊躇いもなく壊してしまいます。

その様子を見ている大人(私と夫)は
思わず「あぁ〜…笑」なんて言ってしまいますが
娘は無くなったものを嘆く様子はなく
むしろ清々しくも見えます。



お花の曼荼羅で“終わらせる”練習をして、終わらせられた

そんな私も最近まで
終わらせられずに苦しんでいました。

自分で手をつけて課したタスクが
自分を追い込んで苦しめているにも関わらず、
「せっかく買ったから」
「せっかくここまで頑張ったから」
という理由で終わらせられずに
ずるずる引きずっていました。

そのタスクが机にどーんと居座って
その机が視界に入るたびに
気持ちが重たくなっていました。

しかし、お花の曼荼羅で
“終わらせる”体験をすることで
自分を苦しめていたタスクを
途中で放棄してきっぱり辞める、という形で
終わらせることができました。



今できていないことも、
小さな体験で練習をするとできるようになる

最近見ている断捨離の番組でも
こんなシーンがありました。

長年、母親の確認をとってからでないと
物を捨てたことをなかった女性(50代)が、
どうやって物を捨てたら良いか分からず
どんどん物を手放していく娘や夫の傍らで
困ったように手足をおぼつかせていました。

その様子を見た断捨離の先生が練習として
「賞味期限の切れているものを手放しましょう」
と彼女に言いました。

それでも彼女は
「(賞味期限が過ぎていても)まだ使える」
「もったいない」と一向に手放せません。

これは、懺悔だよ。
自分の非を認めることで、
次からは賞味期限以内に使うようになるでしょう?
これは、すごく苦しくてつらいことだよ。

というようなことを言っていました。

その後は、彼女の中でケジメがついたようで
たくさん溜め込んでいた賞味期限切れのものを
どんどんと手放していました。


終わらせるから、次がある

終わらせることで、失敗を消化する。
そしてそれが学びになって、次に活きる。

一度ケジメをつけてしまえば
あとはトントンと先に進んでいけます。



そんなお花の曼荼羅を学ぶことにしました

このお花の曼荼羅を
もっと知りたい、自分の中に落とし込みたい
と思い、この冬から学び始めることにしました。

サロンのメニューにも
《お花曼荼羅セラピー》が加わる予定です。

これからの学びがすごく楽しみです。
7ヶ月にわたる学びの中で
気付きなどをこちらのnoteでも
共有していきます。


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