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YouTubeチャンネル『車いすいすいかんちゃんねる』を開設したぼくへのインタビュー

こんにちは!

このたび、YouTubeチャンネル『車いすいすいかんちゃんねる』を開設しました。
チャンネルを開設して約1週間経ったので、noteでも思いをつづりたいと思います。

記事を読んでいただく前に動画をご視聴いただいても、先に記事を読んでいただいてから動画をご視聴していただいてもどちらでも嬉しいです😁

さて今回は、なぜ『車いすいすいかんちゃんねる』を開設したのかということやぼくが描く理想の世界を1人2役のインタビュー形式でご紹介します。
(以下、凄腕インタビュアーのかんたさんは『K』、『車いすいすいかんちゃんねる』代表のインタビュイーかんたさんは『か』でインタビューをすすめます。)

K:自己紹介をお願いします!

か:『車いすいすいかんちゃんねる』リーダーのかんたです!
本日はよろしくお願いします😁

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K:早速ですがかんたさん。なぜ今回YouTubeチャンネル『車いすいすいかんちゃんねる』を開設したのですか?

か:はい。ぼくは先天性骨形成不全症という障がいがあり、幼いころから車いすで生活しています。今は20歳ですが、これまでに楽しいことも、嬉しいことも、悲しいことも、辛いことも…様々経験してきました。その中で感じたことやこれからの挑戦を発信することで、今よりももっと優しさや愛が溢れる素敵な社会。つまり、バリアのないバリアフリーな社会になれば良いなと思い『車いすいすいかんちゃんねる』を開設しました。

K:なるほど。ちなみに骨形成不全症ってどんな障がいなのでしょう?

か:簡単に言えば骨がもろく骨折や変形を繰り返す障がいです。骨形成不全症についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください!

K:おぉ、すでにご紹介なさっているのですね!ありがとうございます。
それでは次の質問に移りますね。かんたさんが発信をしようと思ったきっかけとなる出来事は何でしょうか?

か:そうですね。ぼくは大学1年生の時とある先輩から「車いすっていう武器をどんどん使っていきなよ~」と声をかけていただけたところから始まっています。そして、その先輩が車いすユーザーのインフルエンサーさんとつないでくださいました。そこから、ぼく自身もこれまで体験したことを発信していきたいと強く思うようになりました。

K:そうした素敵な出会いがある以前は、あまり自分自身の発信はされてこなかったのですか?

か:SNSで発信はしていなかったですね。ですが、昔から障がいのことを出会った友人にはすぐに話すようにしていました。例えば、学年初めの自己紹介で障がいについて自分の口からお話します。障がいのことを知ってもらうことで、相手も付き合いやすくなるのではないかというのが考えとしてありました。
誰だってわからないことに対して恐怖心を抱くと思います。だからぼくは自分からオープンにすることを心掛けています。

K:なるほど。確かに私もわからないことに不安を抱きます。でもどんなに未知の世界でもあるていどわかれば安心ですね。

か:そういうことです!

K:さて話を戻させて頂きます。『車いすいすいかんちゃんねる』にはかんたさん以外にもお二人のメンバーがいますよね?なぜチームを組んだのですか?

か:二人とは大学の学生団体で出会いました。一緒に活動していて、二人の人間的な魅力、行動力、発想力、そして動画編集のスキルに感動し、「YouTubeで発信したいんだけど…」と声をかけたところ、ぼくの「バリアフリーな社会を目指したい」という想いに賛同してくれて、一緒に活動してくれることになりました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

K:素敵なお話をありがとうございます。こちらの動画にりょうまさんとひろやさんが出演されていますが、優しさが溢れていますね。

か:ありがとうございます!本当に魅力的な2人です。『K』さんに褒められて、きっと喜んでくれていると思います。
お互いを尊重しあえて、それぞれの価値観に基づいて一緒に協力し、良いものを作っていける。そんなチームだと思います。

K:いよいよインタビューも終わりに近づいてきました。ここで聞いておきたいのですが、活動していく上でのモットーはありますか?

か:はい。ずばり『あなたの隣に車いす』です。

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K:はて…どのような意味があるのでしょうか?

か:ぼくは先天性の障がいと共に生きてきました。苦しいことも多くありましたが、そのたびに皆さんの優しさに助けられてきました。振り返れば、楽しい時も嬉しいときもどんなときもぼくの傍には誰かがいてくれて、支えてくれて、一緒に闘ってくれました。そして、素敵な経験・思い出を作らせてもらいました。りょうまくんとひろやくんもそうしたかけがえのない友です。
だからすごくおこがましい話ではありますが、一人でも多くの車いすユーザーさんが「社会に出てこういう挑戦をしてみたい!」と思ってもらえたらすごく嬉しいなと思っています。そうやって、どんどん行動を起こし、自身の発信をしていけば誰かが気づき優しさの輪が広がり、その先には必ずバリアフリーな社会が待っていると思うんです。
その社会には当たり前のように車いすの方がいるということを想像して『あなたの隣に車いす』というモットーを掲げています。
また、車いすユーザーと関わったことがない方や健常者の方が動画を見て「車いすユーザーってこんな感じなんだ!」と知ってもらえたら嬉しいです。
既に動画を見て色々と感じてくれる友人も多くいて、「こんな体験してたんだね」とか「かんちゃんの発信を見て元気が出たよ」など嬉しいお声を頂いているので、発信して良かったなと心から思っています。

K:たくさんのお話をありがとうございました。それでは最後にかんたさんを応援してくださっている皆さんにメッセージをお願いします。

か:はい。本日は最後まで読んでくださりありがとうございました。ぼくの挑戦は、まだまだ産声を上げたばかりです。そんなぼくがこうして理想の世界を語るなんて本当におこがましいことだと思います。ですが、小さいことでも発信し、まずは身近なところから少しずつ知ってもらうことで大きな輪が広がっていくと信じています。ですから、これからも見守っていただければ嬉しいです。

K:改めまして本日はありがとうございました!『車いすいすいかんちゃんねる』リーダーのかんたさんでした!

か:ありがとうございました😊

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