ポルトガルとツバメ⑰
「ナザレ編」
~7枚重ねのスカートをはいた女性~
海辺の街「ナザレ」。
ここには、
7枚重ねのスカートをはいた女性がいます。
ナザレの伝統衣装なのです。
心から慕う友人に すすめられた街。
「いつか 一緒にポルトガルを旅しよう」と
約束した友人でした。
バスを降りたら、
ポルトガル屈指の美しいビーチ。
お土産屋さんの並ぶ海岸線を歩いて
ケーブルカー乗り場へ。
ケーブルカーに乗って高台(ブライア地区)
まで。
崖の上から 見下ろす海。
日本でいうと東尋坊のような。
そんな断崖絶壁の近くは
細心の注意を払って 歩きます。
決して、小石に躓いたりしないように。
と、言っても とんでもなく及び腰。
海側ギリギリまでは 行けませんでした。
お土産屋さんでは
友人へ 陶器の「ツバメ」を買いました。
ツバメは ポルトガル語で
「アンドリーニャ」。
「幸運」「幸福」の象徴です。
旅立ったツバメも 暖かい季節には
また ポルトガルへ戻ってくることから、
「必ず また帰る」という意味があるそうです。
サーフィンのメッカとしても
知られるナザレ。
寄せては返す、ビッグウェイブ。
次は もっと大きな波が来るのではないか?
そんな思いで
波を追い続けました。
でも最大の波は
過ぎ去ってから気づくという、鈍感ぶり。
何度も何度も 同じことを繰り返し…
眺めているうちに
ただただ、時間だけが過ぎていきました。
そして、
いつしか太陽は揺らめきながら
海に近づいて行き、
ナザレのラストのドラマ。
すこし雲は かかっていましたが、
“ザバーン”と繰り返される波の向こう…
夕陽を眺めることが できました♪♪
夕食は 食べそびれてしまい、
ケーブルカーを降りて
街のパン屋さんで
ホットサンドを頂くことに。
食べきれず
持ち帰りたい旨を伝えると、
「美味しかった?」と
お店のお母さんの笑顔。
そして、アルミホイルで 残ったサンドを
包んでくれました。
アルミホイル?と驚きながらも、
昔 おばあちゃんにしてもらったような。
懐かしい気持ちになりながら、
ナザレを後にしました。
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