アニメ「ましろのおと」、島崎信長さん
前から気になっていたこのアニメ。
一話で「めっちゃ青春!!」って感じで心が震えました。
音楽ってこんなにも人の心を揺さぶるんだなぁと、また何百回、何千回何万回も思ったことを思いました。
一話一話で泣きツボポイントがあったのですが、気づいたのは、津軽三味線の音もいいけれど、このアニメを盛り上げるBGMのピアノの影響力って、半端ないなぁということでした。
やっぱり私はピアノが好きなんだなぁ。
で、この物語の主人公の声を担当している島崎信長さん。
「フルーツバスケット」の由希くんの声を初めて聞いた時、
「あ、由希くんだ、、、」
と、思ったのです。
中性的だけど男っぽさがあり、凛としていて、あぁ、由希くんがしゃべっている、と思ったのです。
今回の澤村雪ですが、由希くんと同じく、冷静で、闇のようなものを抱えつつ、少しずつ成長していくという共通したものがあるのに、声の性質が変わっていて、びっくりしました!
これまた「澤村雪」の声だ、、、
と思ったのです。
「雪」と書いて「セツ」と読む、その名前の通り、せつせつと降る雪のような、感情のない声。
「こうしたい!」という自我が芽生える前の感じがすごくよく表れていて、凄いと思いました!
雪が自分の思いが伝わらなくてもいい、と思っている時の、見ているこちら側のもどかしささえ、小憎たらしい!と思える演技、よかったです!
こうやって見てみると、由紀くんの方が最初から「憎い、うらやましい、愛されたい、むかつく等々」感情が剥き出しだったんだなぁと思いました。
雪くんはその感情の手前にいる。
最終回でやっとそこら辺の気持ちに気づく、という。
ぜひ続きをお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?