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写真メインの図鑑を「読み聞かせ」できる?

はたらくくるまの絵本/図鑑にまつわるエピソード紹介です。

我が子が 重機の「図鑑」に
ハマっている間、親である私が
苦労したこと。

それは、夜の就寝前に
『のりものレインボーずかん』(ポプラ社)
の読み聞かせを せがまれることです。

我が子自身が 本屋さんで選んだ本
でもあり、大のお気に入り。
お昼寝の前でも
夜寝る前でも
読み聞かせの時には 必ずこの本を
持ってくる時期がありました。

一般的な図鑑は 乗り物を
カテゴリーごとに配置しますが
こちらの本は 色ごと なんです。

レインボー図鑑修整

(☝青と緑の区別が難しい様子の我が子)

上のイラスト中にも描いたように
みどりのページには 緑色の乗り物と
それから 同じ色の物や動植物などの
写真が だだーっと並びます。

別ページに 乗り物一覧があり、
そこに小さい文字で
多少の説明文はあります。
でも この本のメインは
色ごとに並べられた乗り物たち。

就寝前にベッドに横たわりながら
本を指さして 「これは〇〇で、
△△のために使う車で、、、」
と説明文も自分で考えて読むか?
いやいや、それ難しいよ…!
と、私は一人で焦っていました。

当時お世話になっていた
ベビーシッターさんに この本を
どのように読み聞かせているのか
うかがってみたところ
「この本ね!私が乗り物の名前を
 読み上げるだけなんですよ笑!
 それで寝てくれますよ~^^」
とのこと・・・

「えー!」と思わず声をあげました。
私は 子どもの思考を先回りして
「乗り物の名前を言ったら
 何のための乗り物か
 気になっちゃうんじゃないか?」
と思い込みすぎていたようです。

子どもからすると
色ごとに配置された
かっこ良い乗り物たちを
眺めるだけで満足だったのでしょう。
なんでも説明するのではなく
ビジュアルを楽しむ
ということも大事なんですね。
(あたりまえ?笑)

ちなみに、上のイラストに描いた通り、
我が子には青と緑の区別が難しい
ようでした。
しかし間違えて訂正される、という経験を
子どもにはあまりさせたくないなぁ、と
思いました。
なので、「これは?何色?」と、
子どもの理解度を試すようなことは
出来るだけしないようにしました。

その代わりに
「このミキサー車は…(ちょっと間をおく)
 みどりだね。カエルと同じ色ね。」
と、子どもが答える余地を与えつつ
正解は私が言う、というスタイルを
とるように気をつけています ;)