家庭内感染を防ぐには
あと何回、いつまで続くのか…新型コロナウイルスの感染拡大。
感染した方は自宅で療養することも多いと思います。ただ自宅に同居者がいる場合は、その方に感染させてしまうリスクがあります。
そこで家庭内感染のリスクを少しでも下げる方法についてご紹介していきます。
3分半程度の動画でもまとめていますのでコチラもご覧ください。
https://youtu.be/Mjaqe9S80LQ
1.感染者と同居者が過ごす部屋を分ける
感染者はできるだけ部屋から出ないようにして、同居者と空間的に分けて接触を極力減らします。また、同じ空間に一緒にならざるを得ない場合は、2m以上の距離をとり、マスクをお互いに着用することが重要です。
なお、お風呂など1つしかないものは、時間的に分けて対応します。具体的には、感染者が一番最後に使用し、使用した後は清掃を行うことで感染のリスクを減らします。
2.感染者の世話をする人は出来る限り1人にする
子どもが感染した場合は、どうしても着替えを手伝ったり、接触する機会が増えます。その場合、世話をする人を可能な限り限定することで、同居者への2次感染のリスクを減らすことが出来ます。
3.全員がマスクを着用する
感染者、同居者ともにマスクを着用し、飛沫感染を防ぎます。マスクの表面には菌やウイルスが付着し汚染されているので、表面に触れないようにし、外した後は必ず手を洗う・消毒しましょう。
4.こまめに手を洗う
人は何をするにも手を使いますよね?手を介して菌やウイルスを広げてしまう可能性があります。手洗い・手の消毒は感染対策の基本です。必ず行いましょう。
5.換気をする
感染者のみならず、同居者のいる部屋も含めて、1時間に2回以上換気を行いましょう。
6.よく触れる部分、よく使う部屋を中心に清掃する
ドアノブやテーブル、トイレなどよく触れる部分を中心に定期的に清掃を行いましょう。タオルや食器などは共有しないことも重要です。ただ、洗濯・洗浄は一緒にしても問題ありません。
消毒薬については以下をご参照ください。
経済産業省:新型コロナウイルス対策 ご家庭にある洗剤を使って身近なものを消毒しましょう
https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200626013/20200626013-3.pdf
7.汚れた衣服やリネンは洗濯する
咳やくしゃみなど、その他汚れた場合は適宜、洗濯をしましょう。取り扱う場合はマスク・手袋を着用してください。もちろん、取り扱った後の手洗い・手の消毒は必須です。
8.ゴミは密閉して捨てる
鼻をかんだティッシュにはウイルスがついている可能性があるので、取り扱いには注意し、ゴミ袋はきちんと密閉しましょう。
詳しくは以下をご参照ください。
環境省:新型コロナウイルスなどの感染症対策としてのご家庭でのマスク等の捨て方
https://www.env.go.jp/content/900537202.pdf
さいごに
もう感染対策には飽き飽きしている人も多いと思いますが、それでも継続しなければなりません。
継続は力なり
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCTWj820FJ_6wo5eu1muXPLg
Twitter:@kurukurumedical
最後まで読んでいただきありがとうございます。
引用参考文献
厚生労働省:新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?