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お姉さんやめました!

こんにちは! くるくるぼっちです。
今日は、お姉さんをやめた話です。

わたしには、少し歳の離れた妹がいます。
わたしが高校生になっても彼女はまだ小学生で、一緒に会話を楽しむこともできないし、聴く音楽も全然ちがい、車の中でどの音楽をかけるかでよくケンカしました。

身体の大きさも、子どもの頃は顕著で、
どうしても自分が「お姉さんだから」と面倒を見てあげないといけなかったり、譲ってあげないといけなかったりとたくさん嫌な気持ちになりました。

わたしが一番いやだったのが、食べ物を譲ること。
大好きなものを、分け与えることにとても苦痛を感じます。
他にも、寂しさを我慢することもたくさんありました。

髪の色は違えど、かわいさ具合はこんなもんでしたよ

そんな妹もいつの日か二十歳になり、身長もほぼ同じくらいで身体的に自分より未熟ということは無くなりました。
それゆえ、私は、宣言したのです!

「わたし、お姉さんやめるね」

わたしはあまり人に関心がないので、誰かの世話をするとか面倒を見るとか何かを教えると言った、人に寄り添うことが苦手です。

だけど、妹より先に生まれてしまったが故に、そういった役割を担わなければならなくなってしまいました。やれやれ。

しかし、それも妹が成長するまでの間の話。
身体の大きさが違うときは、手をとって歩かなければならない時があるのは重々承知しているので、お姉さんの仕事を請け負っていましたが、二十歳過ぎればもう、いいでしょう!

わたしはお姉さんをやめ、「お姉さんだから」と言って寂しさを我慢して強がることもしなくていいし、ご飯も分け与えなくて大丈夫になりました!

ずっとずっと、わたしが寂しかったり悲しかったとしても、先に妹がギャン泣きするので、わたしは「お姉さんだから泣いちゃいけない」と思って妹をなだめてました。でもわたしだって泣きたかった!

先日、愛犬が亡くなった時は、妹よりわたしの方が大号泣! 今では、泣いてる妹をなだめるどころか自分の方がよく泣いてます。よかったよかった!

ご飯も、分け与えることもなく、全部自分で食べてます。ハッピー!

「お姉さん」って言葉はなんとも重い重い鎖だったなあと子ども時代を振り返って思います。

今度、もっともっと歳をとって、わたしが90歳くらいになったら、今度は妹にわたしの手をとって歩いてもらおうと思います。

子どもの頃、一足先に生まれたわたしが、ちょっと遅れて生まれてきた妹に、寄り添って手を差し伸べた分、もっとずっと先の未来で返してもらおうとわたしは今、心の中で目論んでいます。

イメージ画像だよ

ポッドキャスト

妹と二人でPodcastやってます!

タイトルコール決めの後に、おねえさんやめた時の話をしました。

人生の暇つぶしによかったら聞いてください。

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