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【アマプラ感想】「現代版シンデレラ☆」という感想では物足りない!
9月3日から公開されているAmazon Prime Videoのオリジナル作品、シンデレラ。
元々ディズニー好きで、少し前に公開された実写版アラジンも何度も見るほどのわたし。
(今回はディズニー作ではないけれど)豪華キャストが勢ぞろいで、期待を超える本当に素晴らしい作品でした。
ワクワクしすぎて語彙力を無くしつつありますが、力を振り絞って感想を書いておきたいと思います。
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— Cinderella (@Cinderella) September 2, 2021
ストーリーの魅力
本作は、原作のストーリーをアレンジしたミュージカル作品。
昔の「白馬の王子様を待つ系」のシンデレラではなく、自ら夢をつかみに行く女性が主に描かれています。
ただそれだけではなく「あらゆるひとに響く作品だなあ」と純粋に思ったのが、シンデレラ以外の登場人物の描き方です。
・「女性だから地位は変えられない」と理解しつつも、いざというときに自己主張できる女性
・原作の性別に囚われない配役
・子どもの幸せのためと言いつつ、昔の自分の夢を子どもに押し付ける親
・子どもの幸せではないとわかっていても、世間体を気にして伝統だから仕方ない、と諦めモードの親
善悪がハッキリ分かれていた原作。それに対して、今回はそれぞれの人物の過去が垣間見えて「誰も悪くないな」と思えたのです。
一見偏った考えによる言動や行動には何かの原因がある。
そんなことを教えてもらった気がします。
音楽の魅力
ミュージカル作品の本作。
書下ろしの曲もありますが、ポップ曲がたくさん盛り込まれていて、実力派のキャストによるカバーが新鮮でした。(Gleeを見ているような感じ)
特にお気に入りは冒頭の「Rhythm Nation / You Gotta Be」
繰り返されるこちらのフレーズ
"You gotta be bad, you gotta be bold, you gotta bе wiser
You gotta be hard, you gotta be tough, you gotta be stronger"
この歌詞に、「今からでも何にでもなれる!」と勇気をもらえます。
このほかの何となく知っていた曲でも、歌い手ごとの表現力の違いや、ストーリーのここにこの曲を持ってくるか!というサプライズの連続に目が離せません。
シンデレラに教えてもらったこと
ずばり「自分を選ぶこと」です。
言い換えると、自分軸で生きる、といったところでしょうか。
・柔軟性を持ちながらも、自らの信念を曲げずに道を切り開く。
・夢のために、幸福の女神の前髪をつかんで臆せず挑戦する。
・誰かを好きになるのは素晴らしい。でも自分を持った状態で向き合えるか?が前提。
映画を見終わった後の率直な感想は
「やりたいことがあるのは羨ましい。
私はやりたいことがないけれど、それなりにベターなキャリアを見つかなきゃな」と、やや後ろ向きなものでした。
・フリーになってから2ヶ月。この生活に慣れてきたけれど、まだまだ駆け出しで落ち込むことも多々。
・組織の安定はないしずっとこのままではいられない。
・正直「やりたいこと探し」に疲れたのよ!
でも、好きなシーンを何度か見返しているうちに「本当に、後ろ向きな選択でいいのか?」と、徐々に思えてきました。
まだ今後のキャリア軸を定めるのは早い。
本作のステキな音楽を聴きながら、明日からも少しずつ前進していこうと思います。
お読みいただきありがとうございます♡日々の気づきを残して、誰かのお役に立てたら嬉しいです~