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【取材】「日本を知り、世界を語りたい」 Tsukushiさんがライターを目指す理由

「今の仕事をずっと続けていていいのか」
「過去に抱いた夢に向けて挑戦したいけれど、勇気が出ない」

働き方が多様化している現在、このように考える方は多いのではないでしょうか。

今回は、大学時代の経験を踏まえ、ライターへキャリアチェンジをしようしているTsukushiさんにインタビュー。
ライティングやその他のスキルを学んでいる女性向けキャリアスクール・SHElikesでの学びや、ライターになりたい理由についてお伺いしました。

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▲立山にて

【Tsukushiさんプロフィール】
埼玉県出身
大学在学中はジャーナリズムを専攻、登山サークルに所属する。
現在社会人4年目、2021年5月からSHElikesにてライティングやwebデザインを勉強中
趣味は登山、陶芸・ハンドメイドといった創作活動、語学(英語、ドイツ語)

SHElikesでの学び


――SHElikesの入会理由を教えてください。


今年で社会人4年目になり、私の中で「ずっと会社員の生活でいいのか」という気持ちが芽生えたからです。
そこで、元々書くことが好きだった私は、ライターについて調べていくうちにSHElikesを知りました。ライティングに加えてwebデザインも学べことに魅力を感じ、入会しました。

――webデザインにも興味をお持ちなのですね。

毎年、手帳カバーを自分の好みに合わせて和紙で装飾したり、陶芸をしたりと日頃から創作活動が好きです。

PCの作業よりもハンドメイドが好きですが、今後はデジタル媒体のデザインが重宝される時代だと思うので、デザインとハンドメイドの両方を極めたいと考えています。

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▲こだわりの詰まった手帳

事実を伝え、人を動かすライターへ

――大学ではジャーナリズムを専攻されていたそうですね。ライターを目指すにあたって、大学での学びは影響していますか。

ジャーナリズムの専攻に至ったきっかけは2011年のタイ洪水でした。災害の様子をテレビで知り、何かインターネットで情報収集をしていたときに気づかされたのです。
命の危機を直接救えるのは医師や看護師だけれど、事実を知れるのはメディアのおかげだ」と。

その後、大学でメディアや広告について学ぶうちに、事実を伝えて人を動かす仕事に大きな意味があると実感しました。将来的には、社会問題を扱うライターになりたいと考えています。

――社会問題の中でも、特に関心のあるジャンルはありますか。

食品ロスに関心があります。かなり昔に遡りますが、小学校当時、食品が足りない国があるにも関わらず、食品が余っている国があることに疑問を持ったことが原点です。給食が大量に廃棄されている現場を目にした直後、道徳の授業でマザーテレサの生涯を学び、子どもながらに衝撃を受けたのです。

このことから、将来的には食品ロスを扱うライターになれたら、と考えています。

日頃から言葉に目を向ける


――Twitterでは、名言・格言を添えて投稿していますね。日頃から言葉をストックしているのでしょうか。

ツイートに投稿している言葉は、本を読んで気に入ったフレーズのストックふと思いついたものです。
投稿に言葉を添えているのは、テレビ東京の番組・カンブリア宮殿の番組内で、村上龍さんが最後にその日の内容を一言をでまとめるので、それを意識しています。
コピーライターの仕事にも関心があるので、日頃から言葉を集めています。

――普段はどんなジャンルの本を読みますか。

書店で直感的に読みたいと思ったものを購入し、社会問題をテーマとしたものビジネス書に触れる機会が多いです。

また、最近興味があるのは資本主義に関する書籍です。難しいテーマなので手に取れていなかったのですが、今年こそは歴史を通して今を知りたいと思っています。

まずは日本を知る。そして憧れのドイツで暮らしたい。


――ご自身のnoteでは、日本の魅力発信を中心に執筆していますよね。このテーマを選んだ理由を教えてください。

海外旅行の際に触れた海外の文化・景色に憧れを感じ、漠然と海外で働くことに憧れを持っていました。
しかし思い返してみると、私自身は日本について知らないことに気づいたのです。海外に出る前にまずは日本のことを知っておきたいと強く思ったのが理由です。

今後は登山することに加え、現地の歴史や文化を知るために47都道府県を制覇したいと考えています。

――ご当地情報や、登山をテーマとして書きたいと思いますか。

ご当地情報の発信が楽しいので、ライターとして仕事にできたらいいなと思います。また、webデザインを学んでいるので、47都道府県それぞれのバナーを作ることも楽しそうだなと。

山は、文章よりも写真の方が景色の美しさ・魅力をわかりやすく発信できると感じます。ですが、山の素晴らしさを伝える記事を書きたい思いはあります。

――将来、海外でライターをすることも視野に入れていますか。

時間や場所に縛られない働き方をしたいので、海外に住みながらライターの仕事をしたいです。ラッキーなことに、ドイツ語が堪能な知り合いがおり、現在はドイツ語を勉強できています。いつかは、ドイツに住むことが夢です。

ドイツを拠点にすればヨーロッパ中を移動しやすいので、ヨーロッパのご当地情報を発信しつつ、いつかは社会問題を扱うライターになりたいです。

編集後記

大学時代の経験を踏まえ、ライターへのキャリアチェンジを目指しているTsukushiさん。

インタビューでは、ライティングに限らず、デザイン、コピーライターや海外での生活など、さまざまな夢をお話しいただきました。
その一方で、社会問題を扱うライターになりたいという強い軸をお持ちの姿が印象的でした。

皆さんも、かつて憧れた夢や目標にもう一度目を向け、チャレンジしてみませんか。


文:萩原ひかる 写真提供:Tsukushiさん




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