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不登校…というコトバ。その2

毎日が、戦場…。

今朝は、

起きてくれるのかな…

癇癪からかな…

いつ、ご飯、食べられるんだろう…

どうやって、
学校まで、誘導するか…


荒れない日は、なかった。

母も姫も、

家に、
一緒にいることが、

つらく…

ぜんぜん、安心な居場所

でなかった。

それでも、
10月の運動会まで…と。

走るのが好きで、
女子のなかでは、ダントツに早い姫。

リレーの選手に選ばれ、

運動会のリレーは、やりたいっ

という姫の想い。

でも、
授業は、いや。

毎日、

リレーの朝練へ、

泣きながら、
怒り爆発させながら、

登校し、

頑張った運動会まで。

そして、やりきった…

母も、姫も。

その頃、
HSC/HSPと出逢った…

あ~、
こういうことか…と、
府に落ちた…

姫もHSCかも…

母もHSPなのかも…と。

そっかー、
いま、感じてることって、

この違和感って、

ありなんた…と。

とても、楽になった。

これで、いいんだよーと。

楽になった…。

母が楽になったら、

姫も変わってきた…。

中間教室という、

不登校の子どもが集まる支援施設に

行ってみる…と。

数人で、
いろんな学年のお子さんがいて、

好きなことを
自分でスケジュールを決めてやらせてもらえた。

先生方も、

姫のことを否定せず、

受け入れてくれた…。

もの作りが好きな姫。

人のことを想い、
ものを作る…


たくさんのものをプレゼントしてくれた…

姫も、母も、

ここは、安心な所なんだ…と、

ジブンの居場所が、できた様子。

友達とのトラブルもあったが、

先生や、ジブンでも

なんとか、対応して、

乗り越えることが、できた…。

いいのー、

いいのー、

それで、いいんだよー。

いろんな気持ちが、
あって、いいんだよー。

と、
母は、想った…

そして、
姫にも、伝えた…

2ヶ月ほど、こんな生活。

だんだん、
お互いが、

穏やかになってきた…

笑っていることが、増えてきた…。

母にとっても、
姫にとっても、

家が、

安心な居場所に戻ってきた…。

そして、
クリスマス前の一週間。

二学期の最後の週。

学校へ、いってみようかな…と。


 

続きは、また…

繋ぐ手 くるくる
おおさわ のりこ

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