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双子を妊娠した話①

おはようございますこんにちはこんばんは🌇
kuruchanです。
今回は、2人目が欲しいな〜と思って妊活したらまさかの双子を妊娠した話をしようと思います👶👶

▼目次

 ・子供を作ろうと思った想い

  ・精神的な病「嘔吐恐怖症」「パニック障害」

 ・旦那や長女への家族への想い

 ・産婦人科で絶叫



▪️ 子供を作ろうと思った想い


私はもともと、子供があまり好きではありませんでした(え?)そして子供を持つ今でもその気持ちはあまり変わりません。もちろん、自分の子供は可愛いと思うし宝物だし、愛していますけどね。
でも昔から、他人の子供を見ても、かんわいぃ〜❤️とか、子供欲しいぃ〜👶とか、ちょっと抱っこさせて〜🤱とか思った事ないし、むしろ小学生くらいの生意気な子達に遭遇したりすると、全然関係ない知らない子供なのにイライラしたりしたりする事も。(ごめんなさい)

けど、なんとなく自分の中で、結婚したら、子供が出来て、家族でワイワイ楽しく暮らすみたいなイメージがあったし、主人も子供が好きだし、両親からも義両親からも期待され、子供を一生作らないという選択肢はありませんでした。

そんな中友達がどんどん結婚し、どんどん子供を産み、だんだん、可愛いかも…ちょっと欲しいかも…と思うようになって、結婚してから2年後くらいからかな?妊活をはじめました。
ところが、子供を作るにあたって、私にとっての大きな壁を乗り越えなければなりませんでした…。


▪️精神的な病「嘔吐恐怖症」「パニック障害」

子供を作るにあたって、私には致命的な精神障害がありました。
まず「嘔吐恐怖症」ですが、知ってる方も多いかな?
そりゃ嘔吐すると言うことは誰でも嫌なことだし、できるだけ避けたいですよね。
私は、本当に小さな時から、物心がついたときくらいから、人が嘔吐しているのをみたりすると、震えるくらいの恐怖感を抱き、耳を塞ぎ、目をつむり、その場から逃げ出してしまう程のパニックに陥ってしまっていたのです。
でも、小さい頃はそれが何故なのか自分でも分からず、親にもうまく説明できず、大人になるまでそうやって生きてきました。
もちろんそういう事に遭遇しなければ、全然普通に過ごせます。友達と楽しく遊んだり、何かに夢中になったりしている時は、何も考えず過ごせるんです。でもふとした時、例えば誰かと食事に行った時。別に具合が悪いわけではないのですか、料理が目の前に来た瞬間、食べられるかな、これ食べて気持ち悪くなったらどうしよう。でもそんなとこ友達に見られたら変に思われるよね。食べなきゃ。そんな思いが頭を駆け巡り、結局全部食べられる訳でもなく、お酒もあまり飲めない、全然食べないキャラで通っていた時期がありました。
おそらく、全ての原因がその「嘔吐恐怖症」からきているパニック障害だったり、うつ症状だったりしていたと思うのですが…
この話をずっとしていると話が完全に逸れてしまうので、子供の話に戻しますね(笑)


▪️旦那や長女への家族への想い

「嘔吐恐怖症」や「パニック障害」をどうやって切り抜けて、1人目を作ろうと思ったかという話はまた別の機会にしますが、とにかくまぁ、精神的には追い込まれました。
でも頑張って乗り越えて、長い時間をかけて(20時間以上の分娩時間)産んだ我が子はやっぱり可愛くて、かけがえのない存在になりました。仕事が忙しい中、妊娠初期からたくさん支えてくれ、立ち会い分娩までしてくれた旦那には感謝してもしてきれません。産まれた時は私以上に泣いて、喜んでくれました。産後はやはり私は産後鬱になり、大変な思いもしましたが(これもまた改めて記事にします)、子供がいて、優しい旦那がいる。それだけで幸せだと感じている私がいました。
でも正直、私は子供は1人でもいいかな。犬とか猫とか飼ってもいいし、それでも充分幸せかな、なんて思っていたんです。またあのつわりとお産を経験するのが恐ろしいのもあって。そんな事を思い続けて娘は4歳まで成長。天真爛漫に育っていますが、基本家でも1人で遊んでいるので、遊び相手がいたら楽しいだろうなと思う事もあり。私も娘の相手が出来ないとき、どうしても1人で遊んでてーとか、テレビでも見ててーとか、テキトーな対応をしてしまう事に若干の罪悪感。やっぱり、娘に遊び相手を作ってあげたい。兄妹がいる安心感を与えてあげたい。
娘が赤ちゃんを可愛がっている姿も見てみたかったし、きっと可愛がってくれるだろうと思いました。
そして旦那は大の子供好き。私が精神障害を抱えているのもなんとなく分かっていてくれて、おそらく次の子供が欲しいと思っていた事も遠慮してあまり言わなかったですが、3人くらいはいてもいいよね、なんて言葉を聞いた事もあって、やっぱり子供は欲しいんだなとは思ってました。そんな旦那にもっと子供を育てさせてあげたい。賑やかな楽しい家庭にしてあげたい。
娘がだんだん成長してきて、旦那のそんな思いもあり、少しずつ、本当に少しずつですが、2人目…頑張ってみようかという気持ちが出てきて、どちらかというと私自身が2人目が欲しい!!というよりか、今の家族の為に…と思って妊活を始めた瞬間すぐご懐妊🤰私ってできやすい体質みたいで、そこはすごくありたがたいお話ですよね。さすが2人目の妊娠、1人目の時の、え、どうしよう、つわり大丈夫かなみたいな焦りはさほど無く、普通に、あ、出来たんだ。頑張らないと。って感じのテンションでした🧚家族の愛ってすごいですよね。嘔吐恐怖症とパニック障害とうつを抱えた主婦が、2人目作ろうって思えたんですから。


▪️産婦人科で絶叫

妊娠が発覚して5週目か6週目頃、近所の小さな婦人科で、しっかりと子宮内妊娠確定のお墨付きをもらいました。そこの病院はお産はやっていなかったので、無痛分娩ができる産婦人科に行って(もうあの陣痛には耐えられない)分娩予約を取ろうと思い、まず普通に診察を受けました。先生「は〜い、ご懐妊ですね、おめでとうございます🎉」と言いながら、先生はしばらく私の子宮を見ていました。私はポケーっとしながら終わるのを待っていると…先生「あ、これは一卵性の双子ですね。双子は帝王切開になるのと、リスクが大きい為、うちの病院では分娩予約は出来ません。総合病院に紹介状書いとくので、来週には行ってきてくださいね〜」

はぁ!?


私は思わず、「えー!?双子…ですか!?」と診察室内で叫んでしまいました。しかも大股開いた状態で。(いや逆に冷静であぁそうですかって聞ける人います?)

先生「はい。kuruchanさんの住所からだと◯◯病院が一番近いのかな〜?これを病院行ったら渡して下さいね。」
私はもうパニック🤯声もあまり出せず、ポヤポヤと診察室を出て、とりあえず座りました。
え?双子ってなに?しかも一卵性って何?未知過ぎて何も分からないんですけど。ていうかなんで私の腹に双子?ちょっと待ってくれよ…

その日は1人で車で来ていました。病院を出てポヤポヤと車まで歩き、ポヤポヤと運転しながらとりあえず帰りました(危ねぇ)
1人の車の中では色んな事を考えました。冷静に考えたらすっごい嬉しい事じゃん!そんなに私の家族になりたい子が2人も来てくれたなんて!…けど先生は、2人はリスクが色々あるって言ってた…もしかしてつわりも2倍ってこと?私耐えられるかな?1人目産まれて、あんなに大変だったのに、2人の赤ちゃん同時に育てられるのかな?旦那が仕事行ってる日は1人で3人ワンオペって事?まぁ上の子は少し手伝ってくれるかもしれないけどそれにしても、ミルクもオムツも全てが2倍でしょ?うちそんなに経済的に余裕ある方でもないし、そもそも精神的にすでに余裕がないよ…
でもさ、もうお腹の中で2つの心臓が動いてた。これを放棄するわけにはいかないでしょ。きっと5人家族楽しいよ!…先生帝王切開って言ってたけど、帝王切開ってどんな感じかな。私手術とかした事ないし、腹切るってどんな感じなの?しかも半身麻酔って、どう言う状態?どんな状況でどんな気持ち?

もう何が嬉しくて何が不安で、もう、生まれて初めて塔を出て、一喜一憂してはちゃめちゃになっているラプンツェルのような状態でした。笑
最終的にはどんな感情の涙か分からない涙を流し流しながら家に帰り、真っ先に旦那に伝えました…。


長くなってしまったので今回はこの辺で👐
続きは "双子を妊娠した話2" でお話します〜
読んで頂きありがとうございました😊

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