今回は、集合の構成要素について紹介していきます!
〜元 , 要素 (element, member)〜
元(または要素)とは、
集合を構成するモノ、一つ一つの要素
のことをいいます。
Aを集合として、aを元とします。
aがAの元であることを
a \in A または A \ni a
と表し、
「aはAに含まれる」,「aはAに属する」
または、「Aはaを含む」といいます。
aがAの元でないときは、
否定の記号「/」を用いて、
a \notin AまたはA \notni a
と表します。
また、元aとbが どちらもAの元であるとき、
a,b \in A
と表します。
aとbがどちらもAの元でないとき、
a,b \notin A
と表します。
例 :
3 \in \mathbb{N} : 3は自然数に含まれる
-5 \notin \mathbb{N} : -5は自然数に含まれない
-5 \in \mathbb{Z} : -5は整数に含まれる
1/2 \notin \mathbb{Z} : 1/2は整数に含まれない
1/2 \in \mathbb{Q} : 1/2は有理数に含まれる
\sqrt{2} \notin \mathbb{Q} : \sqrt{2}は有理数に含まれない
\sqrt{2} \in \mathbb{R} : \sqrt{2}は実数に含まれる
今回は、元について学びました。
次回は、集合を表す方法を二つ紹介します!