始まりのNote

こんな気持ちになったのはいつ振りだろうか?

なんとなく気持ちの整理がついたのでnote書いてみます。
拙い文章ですが、少しお付き合いください

僕はただの会社員、日々寿命と賃金の交換を行っている。仕事は決して嫌いではない、むしろ好きな部類だと思う、だからこそこれまでの数年は楽しく過ごせていた。

だが、今年に入って流石に飽きが来ていた。どうやっても新鮮味が出ずマンネリ化した仕事をこなす日々が徐々に辛くなってきた。更にプライベートでの出来事が影響して少しメンタルのバランスを崩してから、ちょっとした抑うつ状態が数か月続いていた。

このままだと良くないと思って色んなことに手を出すことにした。それでも大きく行動を起こす気力は沸かず、低コストで楽しめるコンテンツに少し足をつける→飽きるを繰り返していた。

そもそも人生の大きな時間を費やしていたゲームという趣味ですら飽きて疎遠になっている状態で、これまで触れたことのあるコンテンツをいかに徘徊しても求めている新鮮な趣味が見つかるわけがない。

結局、相当な時間とお金を費やすことになり、特に楽しい思いもしていないのに何故かお金が減っていく現象に陥り、浪費したことによる虚しさでメンタルがどんどん沈み込んでいく負のスパイラルに突入していた。

そんな下手な鉄砲撃ちでも数を撃ったことで遂に当たったようで、XのTLで偶然見かけたアイドルが目についたのでとりあえず覗いてみた。

グループ自体はYouTubeで以前紹介されているのを見ていたので知っていたが、どうやら新体制になっていたらしく初めて見るメンバーが居た。新しい宣材写真を見た感じで、一人、気になるメンバーがいたのでXを見てみるとどうやらツイキャスをやっているらしいので覗きに行ってみた。

とても楽しかった、深夜まで続く長時間配信だったと思うが最後まで見てしまった、純粋に時間を忘れるほど面白かった。作業配信だったのに最後には突発で顔出し配信が始まり大いに楽しませてもらったので感謝を込めて有料のアイテムを投げておいた。
数時間後にお礼のメッセージが写真付きで送られてきていた。僕の心は完全に掴まれてしまった。

そこからは早かった、数日のうちに彼女が出ると言っていた舞台を見る為に東京行きを決めた。多少不安もあったが、これまで億劫だった大きな行動も不思議と即断即決で動くことが出来た、舞台のチケットも一番良い席を買い、航空券、有給申請、その他諸々の準備を急いで済ませた。

急に取った飛行機は高かった、でも舞台を見た後に全く後悔はなかった。虚無感どころか終わった後も満足感で満たされ続けていた。舞台終了後に初めて生の彼女とお話することが出来た、小さくてとても可愛かった明らかに実物の方が可愛いかった。コミュ障を発動して満足に話すことはできなかったが、僕の足はアイドルとしての現場にも向いていた。

アイドルとしての彼女も最高だった、ライブでの彼女も輝いていた。
生誕ライブということもあったのだろうが、ファンの皆さんとの一体感も楽しくまた来たいなと思うことが出来た。
正直2回の遠征は費用がかかったでも、これまでのように浪費してネガティブな感情に支配されるということは無かった。

僕は、舞台なんて見たこともないし、アイドル文化に触れたこともない全て未知の領域。特にアイドルの世界は本当に分からないし、少し偏見も持っていた。そんな僕がアイドルにハマれたのは、後になって考えると平日はOLとして働いている彼女らに親近感を覚えたこと。おまけに高学歴、学歴愛好家の僕からするとここまでハマれる要素のあるアイドルは他にはいなかったのだろう。

最近は体調が良い、少しスケジュールを詰め過ぎて疲れていたが、なによりもメンタルの調子が良い。いい趣味を見つけることが出来たと思う。
いつまでこの推し活を続けられるか分からないが、ひとまずせっかく出会えたこの趣味を大切にしたいと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?