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読書で寝落ち

こんばんは。水瀬綾乃です。

昨夜は、思いがけずTwitterで開催されていた、「丸善ジュンク堂に住んでみる2022エア開催」のことを途中で知り、そこから参加して深夜の2時頃まで読書していました。

1冊目は、途中まで読んでいた原田ひ香さんの「三千円の使いかた」です。

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本屋でも平積みされていたので、読まれた方も多いかもしれませんが、御厨家の女性たち、それぞれのお金にまつわるストーリーが綴られてます。

彼女たちの物語を擬似体験しながら、自分自身のこれからのお金のことについて、ちゃんと考えようと思える一冊でした。

続いては、新刊を見てシリーズ本も読みたくなって一気買いした、ちくま文庫の漫画たち。

寝室にしてるロフトで撮ったから薄暗いです〜。

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「ビブリオ漫画文庫」は、大好きな山川直人さんの作品以外にも初読み作家さんも多数あり、松本零士さんや、久住昌之さんなど知っている作家さんの作品もまた興味深く、諸星大二郎さんの「古本地獄屋敷」に至っては、本好きには堪らない、怖いもの見たさで魅了されます。

「貧乏まんが」は、タイトル通りに貧乏ゆえの哀しみに溢れた作品が多かったけど、うらたじゅんさんの「ホットケーキ」が、切なくて心に残りました。

「老境まんが」は、老いることへの悲哀を描いた作品集でしたが、5つの章の中で、「弍」の作品が好きでした。一番好きなのは、洋裁をする身としては、やはり近藤ようこさんの「極楽ミシン」でしたね。最近は全然縫えてないけど、またこんな風に一日中ミシンを踏んでいたい。主人公が足踏みから電動ミシンにするとことか、自分が家庭用ミシンを縫いすぎてダメにした時、次の相棒として職業用ミシンに買い替えた時のことを思い出しました。

好きで好きでやっていた洋裁なのに、どうして縫えなくなっちゃったんだろう?上手く気持ちが乗らなくてミシン踏めてない日々が続いてます。また楽しく縫える日が来るといいのだけど、ひとりの時間をたっぷり取って、気持ちが元気な時でないと、なかなか難しいです。

そして、谷口ジローさんの「欅の木」も、とても良かったです。欅の木が切られなくて本当によかった!こんな木が庭にあったら、それこそずっと眺めていられそう。読書するのも楽しいけれど、ぼーっと過ごすのも、またいいですね。

「温泉まんが」は、お風呂にまつわる作品集で、あまり合わない作品が多かった中で、思いがけず「繕い裁つ人」の池辺葵さんの作品に出合えたのが収穫…。そして、ますむらひろしさんの「コスモス楽園記」も面白かった。

最新刊の「書痴まんが」は、山川直人さんとコマツシンヤさんの作品が載っていて嬉しかった〜。コマツシンヤさんの「午后のあくび」は、大好きな本で何度も読み返しています。水色中心のカラーもとってもいいんですよね。

本に溺れると、色んなことに巻き込まれて、どれも不可思議な話ばかりですが、それでも読書はやめられないし、思いがけない作品に出合えたりするのがまた楽しいものです。文庫本の漫画は字も小さいから読むのは疲れるけど、本を読みながら寝落ちするのって最高に楽しい…!

今回もまた寝落ちしちゃったけど、次回こそは、寝落ちすることなく朝の5時まで読み続けたい!と思っています。



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