なぜボウリングは衰退してるのかを考えてみた-その①-
はじめに…
いつもラウンドワンに行くたび、他のボウリング場との温度差が気になります🤔
あそこだけ見てるとボウリング業界もそこそこ賑わってるように感じてしまいますが、実際問題としては多くのボウリング場が閉業していっているわけですよね…
以前𝕏で綴った話からスタートしていますので、一度そちらもご覧いただいてから読み進めてもらえるといいかもしれません☝️
このポストをした後もいろいろ気にしながらボウリング業界のスタンスを見てきたわけですが、なかなか多岐にわたって問題が多いという残念な結果になりました🙀
ボウリングをやらない友人などともこの話をしたりして意見や感想を聞いてみると、似たようなスポーツとしてはゴルフが挙がりましたし、元ポストへのご意見としてはビリヤードも立ち位置が似ていると伺っています🙄
他の競技についてはまるで門外漢なので詳しくは語れませんが、比較対象として少しずつ調べながら扱っていきたいと思います…
おかしな現状…
まずは𝕏でも言及した話から…
サービス業としてのポジションがおかしいと思う古いシステムと暗黙で受け継がれてる悪しき慣習として
①「ボウリング経験の有無を確認しない」
②「ルールやマナーのレクチャーがない」
③「禁止事項が明文化されてない」
④「店側からは特に注意も警告もしない」
⑤「素人が素人にやり方などを教える」
ある意味全部がリンクする話ではありますが、まぁまぁダメなところのオンパレードになってますね😹
𝕏のポストで取り上げた部分は割愛して、今回はこの五項目の中から⑤の「素人が素人にやり方などを教える」というのに焦点を当ててみたいと思います👍
存在感が希薄なインストラクター
レッスンを受けたことがあるでしょうか?
受けたことがある人は誰に教えてもらいましたか?
私もほんの短い期間だけですがレッスンに行っていたことがあります😼
教えてくれるのはプロボウラー🎳
よくボウリングはプロとの距離が近いスポーツだと言われることがありますが、大会やイベントはもちろん、レッスンを受けなくてもボウリング場に行けば会えるし気軽に話せたりします😹
なのでこのレッスンというのもプロボウラーの大事なお仕事であり収入源にもなっていますね👌
それとは別にボウリングにはインストラクター資格というのが存在しています🙄
ただ、なんというか資格認定は行われているものの、広く認知されているとは言い難い上に、まぁ合格基準やらその資格で行っていい事柄なんかがすごくわかりにくい…というより調べても出てこない😿
恐らくゴルフと同じ「指導するに当たって必ずしもインストラクター資格を必要としない」ので、そのあたりはフワッと濁されているんだと思われます💦
そうなるとこの「インストラクター資格」は権威も有用性もあまり感じない謎資格になるわけです…
ここの立場をもっと上げていかないと「素人が素人を教える」という悪しき慣習はなくなりません🤔
これは多くのボウラーさんが問題視している「教え魔」と密接にリンクしているお話でもあって、経験や技術が相対的に高い人が低い人にレクチャーするのは暗黙に許容されている…というか、そういう風習はあるものとして扱われているので、面と向かって意見ができないのが実情かと思われます🙀
お互いに納得してるなら問題ない
そういう側面は確かにあるんだと思いますが、本来ならしっかりとした理論や指導要綱や体系を実践できる資格を持った人に対価を支払って受けるべきものでもあるでしょう☝️
プロに準ずるインストラクターのポジションをそれらの人たちが悪びれることも無く奪っていて、何ならデカい顔してのさばっているってスゴく歪な世界です😳
裏を返せば「無資格モグリインストラクターもどき」の存在を許しているからその亜種である「教え魔」が湧いているんだと思われます😮💨
だって素人が素人にコーチングすることを認めてるのに教えていい人と教えていけない人を分けるのは誰基準よ?って話ですから無資格者のコーチングを認める方々は教え魔の教えを有難く享受しなければいけないでしょう🙄
昔はインストラクター資格なんてなかった…なんて言う人も出てくるかと思います
しかし、じゃあなぜインストラクター資格が生まれて現在もそれがなくならないかについて明確な答えは出せるでしょうか…
一つには資格認定で発生する手数料がビジネスとして…いや、これは無理スジでしょうね…現状からすれば🤭
ボウリングインストラクターになる人とは?
身も蓋もない言い方をすれば「プロボウラーに届かなった人」や「業界内での肩書き取得」なんかは当てはまるんじゃないかと思います🤔
私も今いる業界で実務にさほど役に立たない認定資格をいくつか持っていますが、何となく説得力が増す後押しをしてくれてるかもしれない…レベルのゆるっとふわっと感満載の肩書きになってます😑
これがボウリング業界におけるインストラクター資格になると更に輪をかけて威力がまるでない肩書きに成り下がっていくのです😿
インストラクター資格を持っている人に会ったことはきっとあるんでしょうが、自ら名乗っている人に会ったことないので、事実上私はボウリングインストラクターの人を1人も知りません💦
この資格があることでボウリング場勤務の人の給料は少し上がったりするのかどうかもわかりませんし、講習会を開催した時に報酬が発生しているのかも知りませんが、この「強教え魔」と「弱教え魔」の存在はその人たちの居場所や立場や収入を奪い去っていることは間違いないだろうと考えています🙄
レッスンに種類やランクがあったら?
プロボウラーに教えて貰えるならプロのレッスンにいきたい…とは誰もが考えるでしょう👍
そう思って調べてみたことがある人ならわかるかもしれないですが、定期的に開催されてるプロレッスンは結構少ないし、レッスン日の間隔もまぁまぁ長かったり、大会やチャレンジマッチなどが行われる土日祝日にはほぼ皆無だったりします🫠
(地域差も結構大きい要因に…)
ここがインストラクターの地位を押し上げるポイントになるんじゃないかと思いますね😼
でもこれは現実的に難しい部分も含めて考えてみるべきところ…それは土日祝日にレッスンを充てるということは、現状としてボウリング場の書き入れ時を多少なりと削る行為になるということ😳
なのでこれを実施するなら土日祝でもレーン稼働率が落ち込んでいるボウリング場が始めてみると一石二鳥になる可能性があります👌
逆に土日祝にある程度の回転率が見込める店舗では平日の夕方~夜にかけて「子供向け無料レッスン」なんかをやってみるのも面白いだろうと思います😽
裾野を拡げる努力とカッコよく言ってみても、実際は収入に繋がらないことはやり辛い…そこに必要になるのが「レッスンの種類とランク」じゃないかと考えるわけですね🤔
入口は広く門戸を開放する「無料レッスン」
興味を持った人には「低額ハウスボール講座」
やる気出た人には「マイボール付き定期レッスン」
そこから「プロレッスン」へ繋げる
みたいに段階を踏んでいくと割とすんなり受け入れられるだろうし、その段階までは「プロボウラー」の需要もそんなに高くならない気がします…元々興味があってプロボウラーを知ってる人は参加する可能性が限りなく低い層になるはずなので🤭
でもそこで「インストラクター」の資格と肩書きは返って威力を持つことになりますよね💪
単にボウリング場のスタッフという肩書きの人が教えるより、理論とかをしっかり教えてくれる(と思われる)人のレッスンなら誰でも納得して参加するはずだから☝️
この「無料レッスン」にルールやマナーを教えるための一役を持たせることで多少なりと別の問題の解決にも有用でしょう✨
さらに言えば「無料レッスン」を周知して参加者を増やす方向に動けば自ずと「ボウリング経験の有無を確認」することにも繋がると思います😊
初めてなら無料なのでレッスン受けてみませんか?
こんな言葉が普通に聞けるボウリング場が増えたら嬉しいですね😻
もっと貪欲に矜恃を持って
当たり前に一見さんが来て、何も知らないまま適当に遊んで帰るだけ…新規顧客が素通りしてる現状をもっと勿体ないと感じるところからスタートしないとボウリングの衰退は改善しないと思われます😿
もし閑古鳥が常駐してるようなボウリング場なら、先行投資としては全然高くないし、むしろ時間と人員を有効活用できるんじゃないでしょうか?
インストラクターさんはもっと声をあげていい
どんどんレッスンを増やして報酬をもらうことでプライドや自信や責任感が出てくるだろう
もちろんただレッスンを開催するだけじゃなく、レッスンそのものを顧客や雇用主に定期的に評価してもらってレベルアップをインストラクター自身もするべきだし、それによって好循環が生まれれば空気というか雰囲気もよくなっていくんだと思うから
それで収入が増えるならインストラクター資格を取得しようとする人も増えていくんじゃないかな?
資格取得者が増えてきたらボウリング場にはインストラクターがいることが当たり前になって、そこから実はプロボウラーも普通に在籍してたりする事実が知られていくようにもなると思う👌
他にもたくさんの問題があると思いますが、人の面とかソフトウェアの面は意外と変えていくのが難しくないんじゃないかと考えます🤔
好きで働いている人が多い印象の業界だけに、もっと楽しくやれそうだし、やりがいもあるんじゃないかとも思いますね😽
そこそこ長くなったのでこの話題はここまで🤚
次回はゴルフやビリヤードとは違う競技会のオーディエンスに関する個人的な見解を綴ってみる予定です😼
長々お読みいただきありがとうございました😸