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俳句 涼風至 の頃

  今朝の水手に確かむる秋と言い

  もう一つ葡萄吸うこと止められず
        


 立秋(りっしゅう)  二十四節気
   秋立つ日。まだまだ暑い盛りだが、暦の上
   では、この日から秋
 涼風至(りょうふういたる)七十二候
    秋を感じさせる涼しい風が吹く頃

写真は 葡萄 と 鷺草(サギソウ)の墨彩画
 七十二候の言葉に俳句と絵を合わせることに
 挑戦中です(只今40/72)

季節の言葉が、実際と合わなくなりつつあります。朝方ほんの少し涼しいけれど、たちまち沸騰の昼となります。 けれども やがては 蝉も法師蝉へ移ることでしょう。間もなくお盆です。

毎朝 水道水の温度を手に感じようとします。今日から秋と、口に出せば少し冷たい気のする朝です。

葡萄好きです。つまむ手が止まりません。
ちゅ と吸えば瞬時に広がる甘やかな香。つかの間の秋


 
 

  

  

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