俳句 夕凪
夕凪の瀬戸島陰を行く小船
またいつか見送る海の色の秋
南海上に生まれた台風10号のなせる業か 熱気去らぬ地上。海風は止み空は うみ疲れたかに黄ばんで見えます。
高温の記録を塗り替え続ける日々
見つけても たちまち蒸発してしまう小さな秋
それでも
カメラに撮し出された海の
秋色
夕凪は夏の季語ですが
夏と秋の狭間にある うだるようなやるせな
親戚を送り 港へ行きました
どうしても海が見たい私も同乗しました
道中 渋滞などあり ようやくの感がありました
往復四時間の 小さな旅でした
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