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俳句 虹始見の頃

   揚げ雲雀この空今は君のもの

   蔦若葉日を吸うて吐き発光す

   もう少し暮色を行かん遠柳

   

 虹始見(七十二候)にじはじめてあらわる
     冬にはなかった虹が現れ始める頃

 春の虹はまだ見ていません。 虹はいつも忽然と現れ足が止まります。 古代の人の目に虹はどんなふうに映ったでしょうか。今より澄んだ空気の中で 今よりずっと広い空に 美しくくっきりとかかる虹を。
 虹の色を思わせるアイリスが静かにさいています。

写真の絵は アイリス と アヤメの墨彩画で
    筆者によるものです。
    七十二候に絵と俳句を合わせることに
    挑戦しています(只今18/72)


    

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