『戦争論 新ゴーマニズム宣言SPECIAL』小林よしのり（1998・幻冬舎）

戦争論　新ゴーマニズム宣言SPECIAL

軍部が悪かったのか？
狂ってたのか？
知識人の中にも軍が悪かったと口をきわめてののしる人は多い。
「だったらおまえがその当時の人間だったら何かできたのか？」
その当時に生まれその当時の状況の中でおまえがリーダーだったら戦争を避けて、アメリカ帝国主義やソ連・支那の共産勢力から日本を守れる策が出せたのか？「出せた」と言っても全く無意味だ。人は時代の条件と気分の中にしか存在しない。時代の必然性を無視して「失敗しやがって」と言える者こそが無責任で信用ならない連中なのだ。
歴史の中のどの先人たちもぎりぎりの状況の中でぎりぎりの選択を行ってきた。時代に恵まれ、時代に見放されながら･･･

これは全くそう思います、先生。
同意しかありませんっ。

･･･しかしっ、･･･しかしですね、先生っっ。
こーいう揚げ足取りみたいなことはあんま言いたくないのですが、（我々の平和ボケもまた時代（現代）の条件と気分の中の現実なのでわないでしょうか･･･）

次女が言ってた。
『今戦争になったとして一番戦えない国ランキング１位は日本人』だと。
（YouTubeかなにかで見たそーです）
いっせーのーせ！でみんなが戦争やめればいんじゃないの？ダメなの？
････ダメか。う～～む。