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女芸人の凄さ。

『女芸人No. 1決定戦 THE W』の決勝を観た。

優勝は『紅しょうが』さん。
全組、めちゃくちゃ面白かった。

個人的にはポ師匠の同期で面識のある『まいあんつ』さんと、会ったことはないがモチダ軍団の後輩である『梵天』を応援していた。

梵天は1年目で決勝に行ったこと自体が凄いことだし、会場に怖気付く事もなく自分たちの色を出していた事も凄い。
俺は今後、先輩だからといって全く偉そうにすることはできないであろう。
多分会ったら敬語で接してしまいそうである。

まいあんつさんはトップバッターとして会場をものすごく温め、今大会を盛り上げた陰の立役者だったことは間違いない。
ちなみに優勝したら俺の有料noteを買ってくれると言ってくれていたので、それだけは少し残念である。
これに関しては来年以降に期待しよう。

今年のTHEWもレベルがものすごく高かった。
女芸人は、凄いのだ。

昔と比べて女芸人の数はかなり増えていると思う。

養成所の同期にも女芸人は割といたし、俺に至っては師匠が女芸人である。
まあそれでも芸人全体で見たら多分1、2割くらいなのだろう。

同じように芸人という仕事をやるにしても、女と男ではハードルの高さが全く違う。

学生時代、男は大抵一軍グループに『おもしろい担当』みたいな奴がいて『おもしろい=人気になれる』という風潮もあった。

ただ、女子グループでそんな人は中々いない。
というか、おもしろい女子がいても他の女子にそういう風潮があまり無いのだと思う。

そういった経験からそもそも女子は“おもしろい”を目指す母数が少ないのである。

だが、そんな環境の中でも“おもしろい”を目指してきた猛者こそが女芸人なのだ。

彼女達は芸人を目指している時点で、そもそも肝の座り具合が男とは全く違うのである。
そこが凄いポイントだ。

そしてもう一つ女芸人が男芸人より大変なことを挙げるならば、年齢に関してである。

ストレートにいうと、結婚のことだ。
芸人になった時点で男も普通の人よりは結婚なんて考えづらいが、女芸人の場合はもっと難しい。
 
男の場合、金が無いことを除けば他の問題は少ない。
意外とモテやすいし、売れてさえしまえば歳をとってからでも結婚することはできるだろう。

だが女芸人の場合、やはり年齢がネックになってくるだろう。
自分で産まなくてはいけない以上、子供が欲しい場合は時期がある程度限られてくる。

じゃあ若いうちに金のある旦那を捕まえればいいのかというと、それも簡単では無い。
妊娠期間休まなくてはいけなかったりするし、旦那や親に子育てを任せられる環境になければ産んでからも芸人活動どころでは無いだろう。

実際、女芸人は若くして売れるという気持ちを男より強く持っていると思う。

男よりも遥かに強い心を持っていないと、女芸人にはなれないのだ。

女芸人という生き方は、誰よりもロックでかっこいいのである。

俺も負けないように頑張ろう。

おしまい。

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