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新築戸建住宅は、人生最大のお買い物。

やぁ、いらっしゃい。今日も元気そうで何よりだよ。

アイスの実。というアイスがある。有名だよね。
小粒タイプで、一つの包に10個くらい入ってるよ。

色んな味があって、私はカフェオレの味が好き。
食べやすいし、超美味しい。家とかで消耗したら食べる。

ただ、それだけのお話だけどね。オチないよ。


新築住宅市場。


日本はよく新築住宅が建造されている。

住環境の最たる箱物。戸建住宅。
マンションもあるけど、ここでは戸建住宅に限定しておくね。

これらの新築件数は85万戸と、微増状態。
人口切迫状態である中でも、住居が建つ。

不思議な現象ではあるが、やや荒くも見える低金利政策とハウスメーカーの必死の囲い込みの努力の結晶とも言える。

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反面、日本の空き家は約850万戸と全体数の13.6%と依然として多い。
その上、解決の糸口は見えていない状況。

新しい住宅がニュータウンに建つ反面、
古い郊外の住宅は打ち捨てられ、使い手の居ない環境下で古びていく。

相続により税だけ支払っている人も多く、
譲り手不在の不良債権とも言える古民家。

様々、問題は抱えるがそれでも現状では
華やかにも見える新興住宅街。

今回はそんな建築業界のお話だよ。

木材住宅設計施工。


T氏は工務店の代表として小さいながら、
いい仕事をしている職人さん。

ただ、工務店業務より重きを置いているのが新築住宅の施工業務。
特にこだわりが強いのが「木材住宅設計施工」。

時々ショールームで見かけるような、デザインも雅な洋のテイストを含めた和風の家・・・と言えば伝わるのか。

何というか、昔ながらの日本家屋ではなく、しっかりと今風の雰囲気を放ちながらどこか和を感じさせる外観・内装にこだわりを見せる職人肌。

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元々、ハウスメーカー出身で20年以上、住宅・不動産の業界に身をおいている。

様々な意見も多いが、その中でも「本当によい家」とは何だろうか。
ふんだんに良いものを盛り込んだものか、新築戸建てを求めながらにして、予算にも相談したい「最善を尽くす」ものか。

ここには体系化された答えは恐らく存在しない。
T氏は、クライアントとの打ち合わせでかなり綿密に質問や要望を引き出す。

不安を取り除きたい。


大体の人にとって、人生最大の買い物といえば家と答える人は多い。
それが新築となれば尚更高額となる。

比較的予算の抑えられる建売型も人気はあるが、あれはあれで価格の調整が入ることもあって実は割高になることも少なくないそう。

小さい企業だからといって、出来上がりに支障がある訳ではない。

基本的に、受付窓口として企業側の体裁が小さく見えるだけで、実際の作業となれば多くの職人や大工勢が一堂に集まって施工となる。

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それが新築であっても、リフォームであっても、修理であっても。
手続きや申請、手順に差はあれど業務の流れは変わらない。

T氏は職人として現場に顔を出しつつ、新築住宅の相談事でも非常に多くの打ち合わせ販路を抱える。

住宅の購入まではおおよそ固まっているが、どういった家にしたいかなど。
よくあるRC造(鉄筋コンクリート造)の提案の中で、T氏の提案の一つに木材住宅設計が登場する。

それで成約するケースはかなり顧客との距離が近く、完成前の成功住宅を許可のもとで内覧するなどの原体験が楽しめるメリットがある。

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写真素材や撮影した動画でも見せる事は可能ではあるが、やはり現物を一目見るのとそうでないのとでは、理解に大きな差がある。

また、住宅購入には様々な人間関係模様が交錯する。

キーマンと、支払い者。
要はご主人と奥さん。奥さん側の家族といった背景もある。

売りたいは売りたいが、いかに全員が満場一致で納得できる提案にしていくのか。腰を据えた提案が必要な為、根気は必要だね

素材関連。


T氏は筋金入りの木材マニア。

無垢材と呼ばれる、一つの木材から作られた素材。
床や柱。梁などに使用される材木だね。

大きくわけて2つ。
無垢材と集成材がある。

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集成材とは、小さく切り分けた木の板や小角材を乾燥させたものを、別で接合したものを素材として必要な形・サイズに加工したものをいう。

不自然な木目の素材など見たことがあると思う。
一見不安に見えるが、これが案外イケてるようで頑丈でやや安価。

無垢材と言えば代表的なものとして、ひのきが挙げられる。

調湿作用を持つことも特徴的。
夏は湿気を吸収、冬は湿気を放出することで、室内の湿度を快適に保ってくれるという機能を持つ。

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湿気を吸って膨張するという性質を活用することで、小さな傷などはある程度自分で補修も可能なことが利点といえるね

逆に湿気を吸って膨張、放出して収縮するため反ったり曲がったりする難点もあるにはある。

取り扱いの難しさから、敬遠するハウスメーカーも少なくないのが木材住宅設計施工の特徴とも言える。

顧客との距離。


前述の通りモノがモノなだけに、安価には収まらない。
値引きも簡単にはいかないため、自宅にこだわりを持ちたい層への提案にはなる。

そもそも、ひのきなどの木材は伐採して
乾燥の期間に2年ほどかける必要があるそうだね。

低温除湿式や高温式などで、数日など短期間で水分を抜くことも可能といえば可能だが、早い乾燥はひび割れの原因になるなど問題点もある。

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プロ志向のT氏としては、乾燥期間をしっかり持たせた素材選びは外さない。

それだけに提案の熱量はがちになる。
一生に一度の買い物。言うに易く、これほど熟考の必要なものはない。

「金利安いから」「一生賃貸払うより買った方が自分のものになる」

なんて甘い言葉に惑わされることなく、一生のリスク。
そしてそれを上回るべく、健やかな環境によるメリット。

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判断はお客さんに委ね、扇動はしない。
ベテランT氏の駆け引き、というより裏表ないど正論は勝率高め。

まぁ、ご主人より家にいることが多くなりがちな奥さんサイドの目が輝くことの方が多く、決済者は身の内に強力な営業マンに営業される展開はよくある話。

振り切れば、購入に至る。ローンが通れば設計、施工まで淡々と進む。
家庭不和だけはやめてくれと、下世話な想像が入るのは内緒。

これから。


新築住宅市場もいよいよ今後低空飛行になってくると言われている。

日本の相対的貧困傾向。
そして前述の空き家問題等、少子高齢化。

更には、原料の高騰なども相まって日本人としては
好条件の要素は徐々に失われていく。

これから35年ローン。
何なら45年ローンなんてものもあるのかな。

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こればかりはブレない判断が必要だ。
ほしいと言われ買うのか、必要と思えず断り不和を招くのか。

住宅見学はその時点で争いの幕開けとも言える。
勝手な意見だけど、そういう夫婦を結構見てきたからね。

慎重な判断と、大胆な行動を求められる要素だね。
ご利用は計画的に。

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