詩「突風」

突風が吹いた
僕の心にも吹いた
それは鮮やかなもので
僕の心をこじ開けた
「目にゴミが入ったじゃないか」
ブワッと出て来る涙
「何だよ」
僕は周りに誰も居ないことを確認して
泣いた
無性に泣けた
後ちょっとで声を上げそうになった
そこは堪えた
突風が吹いた
僕の心にも吹いた
春が来た

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