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詩「苛立ち」

漠然とした苛立ち程厄介なものはない
何故ならば、そこには原因となる獲物を捕らえ立ち向かう自分が居ないのだから
そんな苛立ちを抱える
時間が刻々と過ぎ行く苦痛を感じ
立ち止まった自分を責め
情けない駄目な奴と項垂れる
そして時間を気にするのだ
厄介だ
厄介だ
兎に角厄介だ
苛立ち

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