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詩「愚か者と嘆く」

人は己を愚かだと嘆く時
深淵の淵に立ち底知れぬ闇を眺める様な
光届かぬ深海から焦がれ上を眺める様な
唯何も無い荒れ地に佇み荒涼とする胸中を掴む様な
魂も自我も侵される
嘆く
そして追撃するように愚か者と己を呼ぶ
もし「救いは」と誰かが問うたとする
その答えは時間という

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