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詩「秋の気配」

秋の気配
残暑が過ぎ、行く風が少し冷えて
私の心は静かに高鳴る
腰を下ろし本を広げる頃にいつもより期待して
お茶の用意は心が弾み
日は少し早くに沈む
黄昏時の侘しさは心を掴み、思慮深さを呼んで来る
秋に見上げる空と月
中秋の名月を目にする時、年の終盤を覚え
四季の尊さをみる

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